2021年3月24日水曜日

テレ朝「報道ステーション」のCM 燃ゆ


 テレビ朝日の報道番組、『報道ステーション』のCMが、

とてつもなく女性蔑視的且つ主権者をバカにした内容で、猛批判を

浴びています。

 下記のURLから、ぜひどんなものかご覧ください。


<報道ステーション よる9時54分

       月~金 テレビ朝日「報ステ」2021年新PR30秒>

 https://www.youtube.com/watch?v=HoSYbhm4Vg8


 若い女性のセリフを一部書き起こします。

    ↓

「会社の先輩 産休あけて赤ちゃん連れてきたんだけど もうすっごい

かわいくって どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン

的にかかげてる時点で 何それ時代遅れって感じ 化粧水買ったの 

もうすっごいいいやつ それにしても消費税高くなったよね

 国の借金って減ってないよね? 9時54分!」




 …ひどい、という思いもさながら、「意味が分からない」という

感覚も沸き起こります。

 とりわけ、若い女性をキャスティングして「ジェンダー平等なんて

何それ時代遅れ」と嘲笑させる、おぞましさ。

 いうまでもなく、この国の何が時代遅れかといえば性差別が世界最低

レベルのまま温存され続けていること。政治が性差別の解消をスローガ

ンに掲げることは、女性の願い・怒りの突き上げの成果であり、国際

社会からの要請でもあります。それを「報道ステーション」は嘲笑する。

 しかも番組制作・広告代理店側のそうした発想を、「若い女性」に

代弁させて「女性の敵は女性」「女性がヒステリックに言い合ってる」

構図を作り出す(“冷静な”男性はそれを傍観する)。

「これだから女性はww」と、「無知な女性」に正しい情報提供して

やろうという構成。


 何重にも、女性を愚弄した、おぞましい内容です。これを誰も止める

人がいなかった、という、テレビ朝日や広告代理店における意識の致命的

な欠落にも、失望します(五輪組織委員会での森喜朗会長の発言の事件

ととても似ていますね)。

 いかに性差別解消・ジェンダー平等を軽視し、ちょっとやそっとでは

学べない人たちによる報道番組か、が露呈しています。批判を受け止め、

検証し、関わったすべての人は性差別を学び直して下さい。