辺野古の新基地建設で、防衛省が発注した3工区の埋め立て工事費が、
当初額の1.6倍に上ることが発覚したそうです。。。
● <社説>辺野古工費1.6倍 大義なき支出を止めよ (琉球新報)
<一部抜粋>
2018年3月当時の発注額は約259億円だったが、20年9月末時点で
は約416億円に膨らんでいる。150億円を超す巨額の契約変更にもか
かわらず入札も実施しない不透明な支出だ。
そもそも県民が望んでおらず、実現性にも疑問がある新基地建設に、
天井知らずで税金を投入して許されるはずがない。政府は理念も大義
もない工事を停止し、無駄な支出を今すぐ止めるべきだ。
<抜粋終わり>
幾度も示された県民の「反対」の意思を、その都度「寄り添うとか
いいながら無視し、むしろ冷笑するかのようにスルーし、進められて
きた工事です。
地盤がマヨネーズ並みだと指摘され、そもそも基地としてまともに
使えるようなものに仕上がらない可能性が高く、終わりがみえない、
無駄すぎる工事。豊かなサンゴ礁に赤土を投入し、取り返しのつかな
い打撃を与えています。
有限で貴重な税金を、湯水のようにこのような工事に使ってしまう
政権の感覚は、異常です。
「辺野古のように過大な支出を認めれば、他の分野、例えば福祉
などを削るしかない。あるいは借金(国債)によって将来世代につけ
を回すことになる。いずれも無責任としか言いようがない。」という
社説の指摘は、至極もっともです。