横浜市で「生活保護の申請をしたい」と福祉事務所に申請をした
女性がいわゆる“水際作戦”に遭い、申請を拒まれたケースが発覚した、
という記事を紹介します。
女性と担当者との生々しいやりとりの録音が公開されているので、
どんな手練手管で追い返すのか、百聞は一見に如かずですので、ぜひ
読んでみてください。
● 生活保護申請者に不適切対応、
横浜市の非情すぎる発言 “録音テープ”の中身を公開 (週刊女性prime)
https://www.jprime.jp/articles/-/20369
再三、生活保護申請の意思を示しているのに、虚偽の説明を繰り
返し、めちゃくちゃな理屈をこねて追い返す。申請しているのだから
受け付けなければないのに、あり得ない話です。こんな違法な水際
作戦が、いまだ全国各地の自治体で後を絶たず、困窮者の命や生活を
脅かしています。
何度も繰り返しますが、生活保護の受給は当然の権利です。
人間らしい生活が営めない危機に陥っている人に手を差し伸べ、
その命・生活・尊厳を守るのは、国家の義務です。
水際作戦は決して許されない。二度とこんなことが起きないよう、
横浜市は検証して人権や生活保護の基本知識を何度でも確認しあうべき
です。