3月16日の参議院文部科学委員会で、吉良よし子議員が萩生田文科
大臣に、いわゆる“ブラック校則”について見解を求めました。
吉良議員がtwitterでその質疑の動画を紹介しています。ぜひご覧ください。
吉良よし子@kirayoshiko
https://twitter.com/kirayoshiko/status/1371802656990064648
萩生田大臣
「学校に合っていないおかしな校則は 変えようって中学生や高校生が
声をあげることは 私は学校の中でいいことだと思います」
吉良議員)憲法で保障されるべき基本的人権を校則で侵害していいと
いうことには絶対にならないと思うので、ぜひ大臣、改めて、人権侵害
の校則はあってはならないとはっきりおっしゃって頂けないでしょうか
萩生田大臣
「まさに人格、人権を否定するようなですね、校則は望ましいものじゃ
ないと思います。」
(加えて、校則の公開についても前向きな答弁をしています。)
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何度も書いていますが、合理性も必要性もない理不尽な校則は、生徒
を支配するための道具でしかありません。
生徒の個性や自己決定権を奪う校則は人権侵害です。学校や教師は
「このルールはほんとうに必要なのか」常に見直しをしながら校則を
運用・指導していくべきでしょう。吉良議員が引き出した萩生田大臣の
答弁は貴重な成果です。この答弁を、各自治体の議会や教育委員会で
取り上げ、何度でも確認しあい、過剰に細かく厳しい無意味な校則を
見直してもらいたいと思います(ぜひ地元の地方議員にこの答弁を紹介
して下さい)。