2014年6月5日木曜日

いよいよ本日、「これでわかった! 超訳 特定秘密保護法」発売!



 日付が変わって6月5日となりました。
 本日ついに、「これでわかった! 超訳 特定秘密保護法」が発売されます。


 ☆、。・:*:・゚`キャーq(≧∇≦*)(*≧∇≦)pキャー.。・:*:・゚`☆


 いや、キャー、というテンションではありませんが(笑)、
多くの人のお力を借りながら、やっとこの日を迎えることが
できたことを思うと、万感の思いがあります。
 

 振り返れば、特定秘密保護法が成立して、早くも半年が
経過しようとしています。
  施行に向けた国会の動きが停滞する一方で、世間の同法
廃止に向けた気運も、成立直後の熱気を失いつつあるように
感じます。

 でも、この法律を受け入れることは、近代国家に生きる1人
の誇りを持った人間として「やってはいけないこと」だということ
を、今一度皆さまに思い出して頂きたいのです。

 「21世紀の民主主義国家において最悪の法」と、アメリカの
元政府高官であるモートン・ハルペリン氏は評しました。
国民から「情報」を奪い、怒ることのできない、ものを考えること
ができない存在へとおとしめるその内容は、国内外へ衝撃を
与えました。どの世論調査を見ても、国民が強引な国会運営に
危機感を募らせ、同法の必要性に疑義を募らせていたのは
明らかでした。
 与党内からも異論は最後まで出続け、修正合意に至った
政党も採決は棄権するというぐだぐだな中、「成立させたい」
情念・執念だけにとらわれた政権が、民意も何もかも無視して
つかみとったのが同法、なのです。

 賛成する政党の足並みをぐだぐだにさせて、「臨時国会で
圧倒的多数の議員によりあっさり成立」という政権のシナリオ
を壊したのは、言うまでもなく、怒って、立ち上がった、国民の
力です。

 この法律に書かれているおぞましい国家像、国民像を、
1人でも多くの人に伝えたい。そして、改めて怒りと、アク
ションを起こせば意外と政治って変えられるかもね、という
希望を持って、廃止に向けて立ち上がって欲しい。
そんな思いを込めて、あすわかはこの本を世に送り出します。


 新しいチラシもできました!大島史子さんのかわいい表紙絵と、
小説家・中島京子さんの寄せて下さった推薦文もドーン!
店頭に見あたらない場合は、どうぞご活用下さい☆