2019年10月3日木曜日

野党統一候補・桜井充議員の離党


 桜井充議員が国民民主党を離党するという報道が。

● 桜井充氏、国民離党表明 自民入り「選択肢の一つ」(河北新報)
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201910/20191001_11011.html



 離党はともかく…この発言にはのけぞります。
 「受け入れてくれる政党があれば、お世話になることもある。
その中の一つが自民であることは間違いない」
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 …間違いない、!?
 「間違いない」って言いました!?
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 桜井氏は、安保法制に反対する野党統一候補として自民党を厳しく
批判して、見事当選した…はずです。

 さらに、自民党の自衛隊加憲案について
「極めてニュートラル。議論はちゃんとすべき」
とも語っています。


 安保法制を放置したまま、事実上の戦力と化した自衛隊を憲法に明記
することが、染料不保持(9条2項)を死文化させることくらい、分か
っているはず。


 桜井氏はもともと医師で、自衛隊員を同盟国の戦争に差し出して命を
奪いかねない安保法制の危険性を訴えて当選しただけに、自民党の改憲
の姿勢がいかに自衛隊員と国民の命を軽んじるものか、分かっている
はずです。

 だからこそ有権者は桜井氏に期待して票を投じた。

 それなのに、自民党に入る可能性があるとまで言う。

 この公約破棄は有権者への裏切りといわれても仕方ありません。


 言葉を尽くして、心を尽くして、票を投じてくれた方々にこの理由
を説明しなければ、国会議員の資格はありません。