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2019年10月25日金曜日
格差を是認 萩生田文科大臣の暴言「身の丈に合わせて勝負すればよい」
2020年度から導入予定の「大学入学共通テスト」のシステムが、
都市部の裕福な家庭ほど有利だという批判に対し、萩生田文科大臣が
「身の丈に合わせて勝負すればよい」と回答しました。
<まとめサイト>
https://togetter.com/li/1421371
● 参考ツイート
https://twitter.com/hik_kitai/status/1187379028157702144
● 参考ツイート
https://twitter.com/redfield_ken/status/1187386531876466689
まず読み返したい条文は、日本国憲法26条です。
日本国憲法26条
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、
ひとしく教育を受ける権利を有する。」
そして教育基本法3条は、憲法26条を受けてこう定めます。
教育基本法3条
「すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を
与えられなければならないものであって、人種、信条、性別、社会的
身分、経済的地位又は門地によって、教育上差別されない。」
「教育の機会均等」は文科大臣の重要すぎる使命です。
その使命を放棄して、こんなにも公然と格差を是認することは、
言うまでもなく地理的・経済的な壁で希望する道を歩めない子ども
たちを見捨てること。
無限の可能性ある子どもたちにとって、これがどんなに残酷な発言
で、萩生田氏がいかに文科大臣に不適任か、自明です。
弁明の余地なく、辞任に値します。
同様に、彼を側近として重用し続ける首相の任命責任も重大です。
親として、「元子ども」だった国民として、この国の未来を憂う市民
として、「おかしいよこんなの」という思いを声に出しませんか。