2019年6月1日土曜日

東京新聞社説 「3人産んで発言 政治家の責任放棄だ」


「結婚しなくていいという女性がみるみる増えちゃった」
「お子さんやお孫さんにぜひ、子どもを最低三人くらい産む
ようにお願いしてもらいたい」

 定期的にこの手の発言をする当番制みたいなものが組まれて
いるんでしょうか、と言いたくなります…。


●【社説】3人産んで発言 政治家の責任放棄だ (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2019060102000145.html

「出産を巡っては『(女性は)産む機械』など不適切発言が
相次いできた。女性は結婚して家庭に入り、子どもを産み
育てるのが当然との家族観を持つ議員が政権中枢を占めてきた
からだろう。」

 そうですね、21世紀になって20年近くたつのに、こんな
世界観が1ミリも改まらないのが自民党という政党です。
 しかし自民党がその世界観を修正「しなくて済んだ」のは、
その政党をいまだに国民が選挙で与党に選び続けているから、
ですよね。

 国会議員の批判は、そのまま主権者にブーメランとして跳ね
返ってくることを、忘れてはいけません。
 忘れてないからこそ、恥ずかしくなりますね。
 社説には、こういうくだりもあります。
      ↓
「一度当選した議員を暴言や失言を理由に辞めさせるのは難しい。
そもそもこうした議員を選ばないよう吟味するのは、有権者の責任
である。」


 7月は参院選があります。
 この世界観の政党や政治家にこれ以上自分や日本の未来を託す
わけにはいかない、という危機感を貴重な一票で示しましょう。
議員の質=国民の質ですから!