緊急事態宣言の発令についての菅首相の記者会見での言葉が、
とても「中身のない」もので、手厳しく言ってしまえば…
文字通り「空虚」です。
● 菅首相「ありとあらゆる方策を」
特措法改正で強制力高めたい意向示す(毎日)
https://mainichi.jp/articles/20210107/k00/00m/010/237000c
<一部抜粋>
首相は「1カ月後には必ず事態を改善させる。そのためにも私自身も
全力を尽くす。ありとあらゆる方策を講じる」と意気込みを示した。
<抜粋終わり>
…例えば、何がどうなれば「改善した」と考えるのか、さまざまな
データを示しながら具体的な説明をしてくれないと、なにも理解でき
ませんよね。こんな漠然とした言葉の羅列は、「説明」ではありません。
「ありとあらゆる方策を講じる」と抽象的に語りますが、例えば
検査体制、医療現場への支援、補償etc、今まで怠ってきたのは何故
なのか、それへの責任をどうとるのか、すべて具体的に語らせないと、
首相の説明責任は果たされたことにはなりません。
「意気込み」を語ってくれれば国民は満足ですか?
「選手宣誓」みたいな言葉だけで、安心ですか?
ちがいますよね、国民の命を守るためにどう動くのか、何をする
つもりなのか、言葉を尽くして語ってくれないと納得できません。
記者は、なぜ質問しないでしょう。記者は、国民の代表として会見場
にいるのですから、国民の「知る権利」にしっかり応えるべく毅然と
追及して下さい🔥