2021年1月14日木曜日

首相、回答「控える」100回!


 菅首相の答弁能力の欠如ないし言葉を尽くさずコミュニケーション

を断ち切る姿勢は、過去の首相と比較しても抜きんでているそうです。


● 首相、回答「控える」100回 安倍氏63回 丁寧な説明も回避 自民内にあきれ、国会運営不安視 (北海道新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/fce778178f89caa31d7ebf09998248f57135aa58



<一部抜粋>

 国会会議録などを北海道新聞が集計したところ、与野党の質問に

対し、首相が答弁で「控え(る)」と述べたのは計100回。

過去の臨時国会での首相答弁と比較すると、会期はおおよそ同じ

もかかわらず、旧民主党政権時代の2011年の野田佳彦氏の11回

の9・1倍、19年の安倍晋三氏の63回と比べても1・6倍と、突出

して多かった。

<抜粋終わり>


 何度も書いていますが、国民・国会・メディアへの言葉を尽くした

説明は、政治家の基本的な責任です。「回答を控える」とかいって、

なにか控えめな表現ですが、「答えません」と拒絶しているわけで、

そんな責任放棄(逃亡)が許されるはずがありません。

その能力・気力がない。


 「人事に関することだから回答を控える」「捜査中だから回答を

控える」と、なにかと理由をつけますが、回答してはいけない理由に

なっていません。答えてください。


 記事中では自民党内からも「答弁がしどろもどろ。通常国会が思い

やられる」「大臣と同じ、と言ってしまっては何のための首相答弁か」

と批判が出ていると書かれていますが、そういう人を総裁に選んだ

自民党自身の責任も重すぎるほど重いわけですから、言葉を尽くす

誠実な総裁を選んで下さい。

 国民との対話・コミュニケーションを拒絶する人がリーダーでは、

民主主義国家として、もたない。うすうす気づいている人は少なくない

はずです。その危機感を、一人でも多くの人と共有したいところです。

(恫喝して威圧して黙らせることだけが得意技な菅氏を首相の座に

つけてしまった自民党、ひいては自民党を選挙で勝たせてしまう

主権者の責任、でもあるわけですが…💧)