菅首相の答弁能力の欠如ないし言葉を尽くさずコミュニケーション
を断ち切る姿勢は、過去の首相と比較しても抜きんでているそうです。
● 首相、回答「控える」100回 安倍氏63回 丁寧な説明も回避 自民内にあきれ、国会運営不安視 (北海道新聞) https://news.yahoo.co.jp/articles/fce778178f89caa31d7ebf09998248f57135aa58
<一部抜粋>
国会会議録などを北海道新聞が集計したところ、与野党の質問に
対し、首相が答弁で「控え(る)」と述べたのは計100回。
過去の臨時国会での首相答弁と比較すると、会期はおおよそ同じ
にもかかわらず、旧民主党政権時代の2011年の野田佳彦氏の11回
の9・1倍、19年の安倍晋三氏の63回と比べても1・6倍と、突出
して多かった。
<抜粋終わり>
何度も書いていますが、国民・国会・メディアへの言葉を尽くした
説明は、政治家の基本的な責任です。「回答を控える」とかいって、
なにか控えめな表現ですが、「答えません」と拒絶しているわけで、
そんな責任放棄(逃亡)が許されるはずがありません。
その能力・気力がない。
「人事に関することだから回答を控える」「捜査中だから回答を
控える」と、なにかと理由をつけますが、回答してはいけない理由に
なっていません。答えてください。
記事中では自民党内からも「答弁がしどろもどろ。通常国会が思い
やられる」「大臣と同じ、と言ってしまっては何のための首相答弁か」
と批判が出ていると書かれていますが、そういう人を総裁に選んだ
自民党自身の責任も重すぎるほど重いわけですから、言葉を尽くす
誠実な総裁を選んで下さい。
国民との対話・コミュニケーションを拒絶する人がリーダーでは、
民主主義国家として、もたない。うすうす気づいている人は少なくない
はずです。その危機感を、一人でも多くの人と共有したいところです。
(恫喝して威圧して黙らせることだけが得意技な菅氏を首相の座に
つけてしまった自民党、ひいては自民党を選挙で勝たせてしまう
主権者の責任、でもあるわけですが…💧)