国会議員の会食について、自民党の森山国会対策委員長が
「時間は午後8時まで、参加人数は4人以内とすることが望ましい
という考えを示した」、という報道。さらに、このルール案を医師
会会長が厳しく批判した記事です。
● 「国会議員の会食は4人以内に」自民 森山国対委員長 (NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210106/amp/k10012800201000.html?__twitter_impression=true
● 「国会議員の夜の会食、全面自粛を」 医師会長が提案 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASP1662WVP16UTFL016.html
会って話すだけでは耐えられない(会えば何か一緒に飲食しないと
死ぬ)習性がそもそもおかしい、といまだに気づけない政治家に愕然
とします。これが「与野党」が合意した案だとすれば、合意した野党
も同じくおかしい。彼らの周りに「もう会食やめた方がいい」と諫言
するブレーンが1人もいないという恐ろしい事実もまた、恐ろしいこと
です。
会って話すだけでいいじゃん、一緒に飲み食いすることが「必須」
「不要不急」である根拠を(示せるもんなら)示してよ、と思いませ
んか。手厳しいかもしれませんが、「一般市民はダメ、でも自分たち
はOK」という筋違いの特権意識でもあるのでしょうか。
医師会会長の「まず隗より始めよだ。国民に生じた緩みの解消につな
がる」との批判は当然です。科学的に、論理的に思考・行動できない
政治家が権力を握っていることは、国民にとって悲劇です。