2021年1月7日木曜日

自分たちは会食OKといまだに思っている国会議員


 国会議員の会食について、自民党の森山国会対策委員長が

「時間は午後8時まで、参加人数は4人以内とすることが望ましい

という考えを示した」、という報道。さらに、このルール案を医師

会会長が厳しく批判した記事です。


● 「国会議員の会食は4人以内に」自民 森山国対委員長 (NHK)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210106/amp/k10012800201000.html?__twitter_impression=true




● 「国会議員の夜の会食、全面自粛を」 医師会長が提案 (朝日)

 https://www.asahi.com/articles/ASP1662WVP16UTFL016.html


 会って話すだけでは耐えられない(会えば何か一緒に飲食しないと

死ぬ)習性がそもそもおかしい、といまだに気づけない政治家に愕然

とします。これが「与野党」が合意した案だとすれば、合意した野党

も同じくおかしい。彼らの周りに「もう会食やめた方がいい」と諫言

するブレーンが1人もいないという恐ろしい事実もまた、恐ろしいこと

です。

 会って話すだけでいいじゃん、一緒に飲み食いすることが「必須」

「不要不急」である根拠を(示せるもんなら)示してよ、と思いませ

んか。手厳しいかもしれませんが、「一般市民はダメ、でも自分たち

はOK」という筋違いの特権意識でもあるのでしょうか。


 医師会会長の「まず隗より始めよだ。国民に生じた緩みの解消につな

がる」との批判は当然です。科学的に、論理的に思考・行動できない

政治家が権力を握っていることは、国民にとって悲劇です。