2020年7月25日土曜日

男性中心社会(性差別)を温存する政府・与党



 ちょっと前の報道ですが、
 政府は、「指導的地位に占める女性の割合を30%程度」に上昇させる
目標の達成年限について、「2020年」から「30年までの可能な
限り早期」に繰り延べした、とのこと。

● 女性管理職3割目標 
  「20年30%」から「30年まで」に先送りへ 政府 (毎日)
 
https://mainichi.jp/articles/20200626/k00/00m/040/018000c.amp?__twitter_impression=true




 国家権力は「これやっても支持率下がらないしどうせみんな興味ない
だろうし」と思えば、何でもします。その結果が特定秘密保護法、安保
法制、アベノマスク、GoToキャンペーン、そして性差別の温存。
軽蔑に値します。

 
 現政権と与党が「女性が男性と同じくらい自由に生き仕事に打ち込め
る社会」を、どんだけ作る気がないか、むしろそんな社会は不要と思って
いるか、露骨に現れています。
 男性だというだけで特権が付与されること、男性中心社会が女性の犠牲
の上に成立していること、こんなに理不尽なこと、こんな差別はないのに、
それを恥とも思わない感覚に、これ以上ない落胆を覚えます。