28日解散ですって!
また700億円かかるんだ・・・
昨年の参議院選挙の直前にあすわかでは、以下の投稿をしました!
いま読んでも、新鮮です!(笑)
2016年は、選挙についての報道が全然なされない、という異常事態でした
いまは、政党の話ばっかりで、政策とかがあんまり報道されていない印象ですね
選挙について、必要と思える情報が少ない (>_<)
では、以下、昨年7月7日の記事からの引用です。
ーーーーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーーーーーーーーー
情報が少ないとはいえ、政見放送だったり街頭演説だったり、
選挙公報だったり、集めようと思えば情報は集まります。
そしてこの3年半のアベ政治を振り返ったり、改憲の行方を考えたり、
じっくり考えて、主権の行使(投票)してください。
「でもどの候補者(政党)もイマイチで、ピンと来ないし」という方、
いらっしゃいますよね、きっと!
そういう悩める方々へ、岡田憲治教授(専修大学)のご著書
『ええ、政治ですが、それが何か? 自分のアタマで考える政治学
入門』(明石書店)の一節をご紹介します。
あなたの「選挙」観が、ガラリと変わるかもしれません☆
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選挙にいかなかった人にその理由を尋ねると、「ぴったりとはまる
ヒトがいなかった」とか「政策が一致するヒトがいなかった」などという
答えが返ってきます。つまり「ベスト・チョイスをさせてくれる候補者が
いなかった」というのが言い訳になっています。
しかし、100兆円規模の予算を振り分ける、広大な政策領域を
抱える中央政府のメンバーに、大半の政策的一致を求めること自体が
困難ですし、ベスト・チョイスにならないなら投票しないということなら、
永遠に投票にいかないことになるでしょう。
選挙とは、最良の選択をするためにあるのではありません。
不完全なる自分の写し絵のような政治家の中から、「最悪の者が
当選しないように、ベスト・チョイスではないけれども、ワーストを
見据えて、あえて自分の意に必ずしも添わない者でも勝たせる」ため
にいくという側面があるのです。
…(略)…
「想いを託した一票」があることは否定しませんが、もしドングリの
背比べとなるなら、「よりましな選択」とすることで、結果的に事態を
良くすることもできますし、たとえ背比べで負けても、薄氷を踏むよう
なギリギリの勝利をした者たちに次の選挙まで好き勝手させない
緊張感を与えます。
政治は、最良の選択ではなく、最悪を避けるために「力添え」をする
ことです。
(『ええ、政治ですが、それが何か?
自分のアタマで考える政治学入門』239頁~240頁)