2020年5月13日水曜日

37.5℃/4日間←今さら「基準ではなく目安」 間違いを認めて責任とるべき



 「われわれから見れば誤解」―― 耳を疑うっていうのはこういう
ことを言うんだな、と思いました。
 
 厚生労働省は感染が疑われる人が専門外来を受診する目安について、
厚生労働省は「体温が37.5℃以上」としていました。
私たちは何度も、「37.5℃」「4日」という条件を聞きました。
都道府県も、この指針にならってきました。なのに今さら「PCR検査を
実施する基準ではなく、帰国者・接触者相談センターなどに相談する際
の目安」だと釈明して、私たち国民全員が「誤解」していた、というの
です。
 猛批判を受けて、安倍首相は「国民への周知が足りなかったことは真
摯に反省」、と。
 

● 首相、相談目安の周知不足を反省 
               新型コロナで、衆院本会議 (共同通信)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5be0d6fd70e3f0d18253b74a43b6865299356497



 周知が足りなかった、のではありません。周知はされていました。

 あなた方は明らかに「37.5℃以上、4日間」と言い続けた。

 あなた方は間違ったから方針転換した、のでしょう?


 なにがなんでも自分の非を認めない、(虚言を吐いてでも)謝罪は
しない。さすが、責任を「感じる」とは言っても「とる」とは決して
言わないだけあります。
 国の指針素直に従って病院に行くのを自粛したために命を落とした
方、重症化した方々は、確実にいらっしゃるでしょう。その方たちは
誤解してみすみす命と健康を失ったのではない。政府に奪われたのです。


 この人、この政権に、それでも命と健康を託しますか?