2020年5月22日金曜日

森法務大臣、続投



 森法務大臣が安倍首相に進退伺を提出し、首相の慰留を受け、
続投することも表明した、とのこと。


● 安倍首相、森法相の続投指示 進退伺に対し 黒川検事長問題 (時事)
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/812d921020901145d747b9c76c3f72e603960793



 検察人事に政治介入でき三権分立を崩壊させかねない検察庁法改正案。
こんな悪法を出してきた責任、支離滅裂な答弁で国会を混乱させ、検察
官が大震災で真っ先に逃げたとデマまで言い出す始末で、絶句するほど
の能力の無さを露呈した森法務大臣。

 また、“密”な賭博に興じるようなモラルも順法精神も無い黒川氏を
定年を過ぎても検事長の座に居座らせた責任は重大です。
 とっくに辞職しているはずですが、まだ辞めないばかりか首相からの
続投指示とは…。
 
 もちろん、こんなのは茶番でしかないわけです。
 森法務大臣が辞任すれば首相の(何十回目かの)任命責任が問題に
なりますから、黒川検事長の定年延長について非を認めたくない首相
としては、あらゆる批判を避けるためにも、森法務大臣の続投は都合
がよいのでしょう。

 愚劣のひと言です。


 こうした、首相のお気に入りの仲間だけが居座り続け、どんなに無能
で問題を起こし続けても責任取らない政治で、この国の未来も、私たち
や家族の未来も、明るく拓けていくとは思えません。声をあげて、変え
ていきましょう。