2020年5月30日土曜日

予備費(政府が自由に使えてしまう予算)10兆円の第2次補正予算案



 第2次補正予算案、予備費に10兆円も計上されたとのこと。

 じゅっちょうえん…((+_+))

 一般市民には、兆とか言われても想像を超えますが…何に使うのか未定
で政府の胸三寸で使えるお金として10兆円、政府に手渡すなんて、考え
られますか?


● 野党「予備費10兆円」を批判 
        共産・志位氏「国会軽視というより国会無視」 (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20200528/k00/00m/010/298000c




「政府に白紙委任していいのか」(立憲民主党 逢坂誠二政調会長)

「財政支出の3分の1が予備費というのは国会軽視というより国会無視だ。
予算の体をなしていない」「国会審議をやりたくないということが見え
見えの予算だ」(共産党 志位和夫委員長)

「よっぽど知恵がなかったんだろう。3分の1が予備費とは民主主義の
観点からどうなのか」(国民民主党 玉木雄一郎代表)


 「何に使うか未定だけど自由にやらせてほしいからとりあえず予備費に
10兆円」と決めていいなら、国家予算を国会で議論して決める意味など
ありません。

 ただでさえ民主主義に対する挑戦のような予算案で許されませんが、
「よりによってこの政府に10兆円の予備費?」とも思います。
 首相や閣僚にことごとく不正な金銭の濃厚な疑惑がかかり、国民の意思
と程遠い政策に税金が投入されている中で、10兆円の税金を政府一任に
する選択肢は無いのでは?