正しい判断できないけど国防・軍事には手をつけたい



 辞任を表明した安倍首相が、自身の在任中に敵基地攻撃能力保有の
方向性を示す意向を固め、与党幹部に伝えていたそうです。

● 首相、在任中に敵基地攻撃方向性 
                                  与党幹部へ伝達、9月前半NSC (共同通信)
 https://this.kiji.is/673136119740171361?c=39550187727945729



「次期自民党総裁が選出される前の9月前半に国家安全保障会議(NSC)
を開き、安全保障政策の新方針に向けた協議推進を確認する見通しだ。」

 …「病気が理由で正しい判断ができない」といって退陣する首相が、
これだけは正しい判断ができると思っていること自体、正しい判断で
はありません。

 何をする気かと思えば、長年の憲法解釈をまたもやちゃぶ台ひっくり
返すように変えようとしていて、ほんとに正しい判断ができないんだ
なということがしっかり確認できます。正しい判断ができないと認めた
以上、もう憲法にも国防にも手を付けないで下さい。

関東大震災での朝鮮人虐殺



 どんなに人種差別への抗議デモが拡大しようと差別解消に無関心を
決め込むトランプ大統領と、

関東大震災のさなかに虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典に
追悼文を送る永年の慣行を止めた小池百合子都知事には、

同等のレイシズムを感じます。

 差別に怯える方々へ微塵も寄り添わず、寄り添うフリすらしない
居直りの態度。

 軽蔑に値します。

倉持麟太郎弁護士「リベラルの敵はリベラルにあり」出版!



 あすわか倉持麟太郎弁護士、初の単著が出版されます☆彡                       
 「リベラルの敵はリベラルにあり」
                              (ちくま新書 (1519))


石破茂氏「健全な民主主義のための努力が、ここにある」

宇野常寛氏「この書名にイラッと来るのなら、民主主義を諦めたほうがいい」

https://amzn.to/3hNg7xJ

 さらに、帯も書いて下さっている宇野氏のFBから拝借すると、
《挑発的なタイトルですが、中身は法律の専門家の立場から日本の憲政の
機能不全を網羅的に分析し、その政治的な解決を提案する、というもの
すごくまっとうな、正面突破を模索するものです。
それだけに、こういう「耳に痛い」議論はしたくないプレイヤーも多く、
反発とスルーがはやくも予測されます。でも、だからこそ多くの人に読ん
で欲しい。そんな一冊です。》
 
 安倍首相は退陣するけれども民主主義の破壊がたちどころに止むわけ
でもありません。もう二度と「他よりマシ」なんて言葉でその政治の容認
が続くことのないように、主権者一人ひとりが、これからどうすればいい
のか、考えるべきタイミングです。
 そのきっかけになる一冊、ぜひお読みください☆

性差別をなくすためには、男の子の育て方こそが大切 太田啓子弁護士インタビュー



 あすわか太田啓子弁護士の単著
『これからの男の子たちへ
 「男らしさ」から自由になるためのレッスン』
               (大月書店)
 売れ行き好調とのこと♪
 (本の詳細はこちら→https://amzn.to/32nItYV )



今は、取材に次ぐ取材のラッシュのようです。
そんなインタビューの1つがこちら↓

● 性差別をなくすためには、男の子の育て方こそが大切だ。
弁護士・太田啓子さんが『これからの男の子たちへ』と題した本を
書いた理由 (ハフポスト)
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5f3e2e04c5b663461580e724



<一部抜粋>
 自分を守るためにも、他の誰かを傷つけないためにも、子どもの頃から
ジェンダーの知識を身に付けてほしい。すぐに何かを変えることができな
かったとしても、自分や社会の中に存在するバイアスに気付いたり、それ
に対してどう向き合っていったらいいかを考えたりするきっかけにはなる
と思うからです。
<抜粋終わり>


 自分の子どもに、そう願う方は少なくないのではないでしょうか。
 「モテ」とか「女子力」とか、なぜ女性はこんなにも「こうすれば男性
にウケる」という小さい小さい枠を意識しなければならないのか…社会に
確実に存在する「女らしさ」の押しつけは、もう無くしたいし、子どもに
も刷り込みたくありませんよね。

 他方で、太田弁護士がいうように男性も「男らしさ」の押しつけで息苦
しく生きているように思います。「男なんだから」「男として」「男らし
く」…個性なんて千差万別なのに、なぜか体力あって24時間働けて会社
に従順で弱音を吐かず泣かず黙ってサッポロビールみたいな、そういう
思い込み、刷り込みもまた、ありますよね。

 性差別やジェンダーの意識は、再生産されていきます。
 子どもたちの自由で心地よい未来のために、ここで断ち切りましょう。

育鵬社の公民教科書 やはり大問題です




 埼玉県教育委員会が、県立伊奈学園中学校(伊奈町)で来年度から
4年間使う歴史と公民の教科書について、引き続き育鵬社版にすると
決定しました。
 東京都や神奈川県が不採択にした判断とは異なる道を選んだようです…。


● 育鵬社教科書 「疑惑、説明するべき」
                県教委採択で市民団体批判 (東京)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/51395 



 先日も書きましたが、育鵬社の公民と歴史の教科書はその問題の多さ
で以前から強く批判されてきました。

 特に憲法の扱われ方は、もはや「異常」です。
 大日本帝国憲法を異様に称賛して批判せず、その下でいかに基本的人
権が踏みにじられていたかも書いてありません。
 天皇主権から国民主権への大転換も書かないので、大日本国憲法と
日本国憲法が決定的にちがうものであることが、読んでいてヘタしたら
気づけないのです。

 さらに、戦争放棄については単なる米国による押しつけ的な記述しか
ありません…。
 端的にいって、有害です。
 結婚や出産を当然の前提とした人生設計を促す項目は、家族や結婚観
の多様性への配慮がまったくありません。「男女共同参画=男女の違い
を認めた上で互いに尊重して助け合う」という定義づけもあり、結局
「男らしさ」「女らしさ」の枠の押しつけを問題視しません。

 間違った知識を生徒に植え付けるという意味で教育上有害であること
はいうまでもありませんが、…この教科書どおりに覚えたら、大学受験
失敗しますよね。。。

 この教科書で学ばせられる生徒さんたちは、間違った知識や、普遍的
な人権感覚からかけ離れた世界観を植え付けられかねず、実質的に
「教育を受ける権利」が侵されてしまう、という懸念がぬぐえません。

小学生の登下校に日傘がNGという狂気



 長い梅雨がもう遠い昔のように思える、猛暑。
 子どもの「教育を受ける権利」を実現するためには、当たり前のことですが、
健康で安全に登下校できることが前提にありますが、短い夏休みが終わり、
厳しい日差しの中、マスク姿で登校する子どもたちの健康が心配になります。
 そんな気持ちを逆なでする報道が。。。

● 子どもが日傘で学校、ダメ?(NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200825/amp/k10012582871000.html?utm_int=news_contents_netnewsup_001&__twitter_impression=true


<一部抜粋>
母親「日傘を使うなら連絡帳で知らせなくてはいけないと子どもが言われ
たそうなので、連絡帳に記載しました。すると学校から連絡があり、やん
わりと、使用しないでほしいという趣旨のことを言われました」
理由は2つ。
1つ目は、傘を使用してはいない子どもに傘がぶつかるとケガにつながり
かねないということ。
2つ目は、低学年は傘で手がふさがると危険だということだったと言います。
<抜粋終わり>

 NHKの取材に対して、この学校の自治体の教育委員会は「小学校とし
ては、登下校時は混雑するため、傘を使用しない子どもに傘がぶつかって
しまう危険もあることから、できれば帽子をかぶるなど別の方法で対応し
てほしいと呼びかけている」という回答を寄せました。

 …この理由で「そのとおりだよね!」と納得する方は、どれほどいる
でしょうか。
 理不尽以外の何モノでもないように感じます。

 なによりもまず「じゃあなんで雨傘はOKなの?」ですよね。
 まったくつじつまが合わない。
 帽子をかぶってカバーできるレベルのものじゃないから日傘を、と
言っているのに。
 同じ理由を出して日傘を使わせないようにしている学校や教育委員会も
ある可能性がありますが、この説明では日傘を禁じる必要性も合理性も
まったく説明できておらず、大人の書く文章として失格です。

 正直、禁止したいから禁止している、としか読めません。

 ましてや、子どもたちの健康と命にかかわる話です。
 子どもの健康と命よりも「規則で子どもをコントロールすること」を
優先するなら、教育者の資格はないといわざるを得ません。
 日傘が雨傘に比べて極端に危険というエビデンスはどこにもなく、この
猛暑を避けるために日傘が有用なのは大人が日々証明していることです。
自由に使わせればいいだけの話なのに、なぜ一挙手一投足、そんなこと
まであれこれコントロールしたがるのでしょう。

県民に寄り添わない政治(琉球新報社説)



 25日の琉球新報の社説。
のっけから「『安倍1強』と言われ、民意を無視し地域社会を分断する
政治手法は、米国統治時代の沖縄の高等弁務官をほうふつとさせる。
歴代政権の中で、これほど県民に寄り添わない政治があっただろうか。」
と厳しく批判しています。ぜひお読みください。


● <社説>首相の連続在職最長 県民に寄り添わない政治 (琉球新報)
 https://ryukyushimpo.jp/editorial/entry-1179266.html

<一部抜粋>
 第2次政権発足後、「唯一の解決策」として一貫して米軍普天間飛行場
の名護市辺野古移設を進める。対米交渉によって、辺野古以外の解決策を
見いだそうとしない。
 安倍政権は「沖縄振興特定事業推進費」を新設した。県を通さず国が
直接市町村へ交付できるため、国の関与の度合いが強まった。国の施策に
沿う自治体を優遇する新たな「アメ」として、地域分断に使われる懸念は
拭えない。
 …(中略)…
 「県民に寄り添う」と繰り返すが、選挙で辺野古新基地建設反対の民意
が示されても無視する。少数者に負担を押し付けてはばからない。
この長期政権が県民に弊害をもたらしていることは間違いない。
<抜粋終わり>

 もう何度も何度も、県民投票や選挙のたびに、辺野古の新基地建設反対
の意思は明確なのに、「県民に寄り添う」と言いながら無視する現政権の
姿勢は、猟奇的ともいえるほど冷酷です。
 端的に、いじめであり、人権侵害であり、民主主義の破壊です。

 沖縄の次は、自分の県かもしれません。
 次に基地の予定地にされるのは、あなたの住んでいる自治体かもしれない。
 なりふり構わない現政権の手が、いつ自分の地元を狙ってくるか分から
ないという意味においても、辺野古の問題を他人事として見ていてはいけ
ません。こんな地方自治を壊し、地元住民の暮らしを壊す政治手法は、
主権者全員の手で終わらせなければなりません。

 この猟奇的な政治に、慣れてしまってはいけないし、諦めてもいけない。
私たち一人ひとりが、尊厳ある人間であり、この国の主権者であり続ける
ためには、おかしいと思うことをおかしいと表現していくしかありません。

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