先週末の信濃毎日新聞の社説をご紹介します。
● 政治はどこへ 臨時国会が閉幕 真実から逃避してないか (信濃毎日)
https://www.shinmai.co.jp/news/article/CNTS2020120500078
<一部抜粋>
臨時国会が数多くの問題を積み残したまま、事実上、閉幕した。
日本学術会議問題、新型コロナウイルス感染対策、桜を見る会の問題―。
菅義偉首相と閣僚は、矛盾を指摘されても同じ答弁を繰り返し、核心を
語らなかった。時間切れを狙ったとしか思えない。
説明責任の放棄は、安倍晋三前政権から続いている。時間が経過すれば
社会の関心が薄れて問題は自然に沈静化する―。政府はここ数年の“成功
体験”で、国会を軽視しても許されると高をくくっているのではないか。
<抜粋終わり>
ほんとうに、発足してから2か月あまり、なにも説明しない政権でした💧
まず記者会見を開かない。そして質疑でははぐらかし、追いつめられれば
「答弁を差し控えたい」。。。💥
そこにあるのは「国民は黙って従ってろ」という無言の恫喝ではないで
しょうか。国民から国会議員の地位を託されているからには、国民に説明
する義務があります。選挙で当選するということは「何してもいい白紙委任」
ではなく、憲法に忠実な政治を行う責任を負う地位についていいよという
許可なのに、そこを誤解しています(本来、その一点で議員の資格はあり
ません)。
社説が「成功体験」と書くように、はぐらかし続ければ、どうせそのうち
国民も飽きて忘れるだろう、という意図もあるでしょう。
主権者として、こんな愚弄を許すわけにはいきません🔥
決して忘れない、飽きない、諦めないことが、ほんとに大事です💖