2020年12月25日金曜日

ヘイトを許さない・加担しない、という意識


 先日、DHCの吉田会長が、DHCのホームページにてヘイトスピーチ

としかいいようのない文書を掲載しました。

(→ https://top.dhc.co.jp/contents/other/kuji_about/ 

 会長や子会社が今までどのようなヘイトスピーチやデマを発信して

きたか、まとめた報道をご紹介します。


● 会長名でヘイトスピーチを繰り返すDHCの企業体質を問う

                                                       (東京新聞 こちら特報部)

 https://tokuho.tokyo-np.co.jp/n/n7b3c5fd1a66c



 繰り返されるDHCの会長によるヘイトスピーチを、DHCはホーム

ページに掲載し、批判も無視しています。消費者は、この問題を

「会長個人の問題」ではなく「企業の体質の問題」として考えなけ

ればなりません。

 「ヘイトを助長させる企業の商品を使うことは、すなわち自分が

ヘイトに加担しているも同然である」と。


 「会長の発言はひどいけど商品に罪は無いじゃん」という声が、

正論めいて聞こえてしまう土壌に、病理を感じます。

 差別やヘイトを許さない・加担しない、強い意思が消費者一人

ひとりにあれば、企業も差別表現には神経質になり、ヘイトを許容

し助長する企業の社会的に失墜し、売り上げも落ち、社会に反差別

の意識が根付きます。

 上記のような「商品に罪は無いじゃん」という発想は、差別を容認

する結果を招いていることを、何度でも自覚すべきです。

まわりまわって、自分の信用を(自分は差別に無関心で容認しちゃう

ような人間です、と)著しく貶めることになるけどそれでもいいん

ですか、ということです。