2021年4月22日木曜日

猟奇的で差別的 入管法改正案


 国内外の専門家から「排除の方向のみで、評価すべき点はほぼない」

「国際的な人権水準に達していない」と厳しく批判されている入管法

改正案、ご存知ですか。


 めったに難民を受け入れない日本の入管行政の根底には、「外国人は

徹底的に社会から排除すべし」という強い差別意識があり、何の罪も

ない難民を保護どころか凶悪犯かのように長期間拘禁し、最終的には

(帰れば命が危ういのに)追い返します。

 そんな入管行政に、以前から国際的な批判が強かったにもかかわらず、

さらに難民の受け入れをせばめようとする非人道的な「改正案」が出さ

れているのです。



● アングル:入管法改正案に批判の声、

                                            難民申請にも罰則など制度厳格化 (ロイター)https://jp.reuters.com/article/japan-immigration-idJPKBN2BP0GU


● 入管法改正案で反対デモ 市民ら100人、東京都心を静かに行進 (毎日)https://news.yahoo.co.jp/articles/6d1ecd84b0e8950c894e713b853c579e7d303790?fbclid=IwAR3nmBHKLA75YupR3rVL4Ddxz4vK-hyjc3JqlXYZ-U9qyU5JNWU_U03HUuI


● (社説)入管法改正案 国際標準から遠いまま (朝日)https://www.asahi.com/articles/DA3S14876972.html


 同じ人間としてこのような差別的な行政は放置できません。

 収容されてしまった人たちが次々に施設で命を落としており、

改正案には国連人権理事会の特別報告者から勧告も出ています。

勧告を無視することは、国連と国連憲章を無視すること。それは

許されません。


 ぜひ、入管法改正について、マスメディアにもっと報じてほしい

とメールしませんか。地元の国会議員に、入管法改正案に反対です、

とFAXでも電話でも、してみませんか。