2020年9月26日土曜日

中曽根氏の葬儀に予備費から9千万円



 内閣と自民党による故中曽根康弘元首相の合同葬の経費として予備費
から約9600万円を計上することを決定。

● 中曽根氏の葬儀に9千万円 政府が閣議決定、予備費から支出 (産経)
 https://www.sankei.com/politics/news/200925/plt2009250013-n1.html



 生活保護の支給額はいくらでも削減するのに、なぜここに税金を
投じるのでしょうか。
 福祉の政策を論じれば必ず自民党は「財源はどこにあるんだ」と
批判してくるのに、産経新聞はなぜ「どこにそんな財源があるんだ」
とは言わない。
 
 10兆円の予備費が国会で決まったとき、「こんな白紙委任を許し
たら何をするか分からない」という大批判が起きました。それが現実
のものとなりました。
 だれが納得するのでしょう、この税金の使い道。

 コロナ禍で衣食住が崩れた人々の命や暮らしを後回しにしてまで政治家
の葬儀に税金を投じる必要がどこにあるのか、政府は説明してください。
国民の命より大事な葬儀があったとして、それって税金使う必要あります
か?心から悼む自民党の方々がお金を出し合って開催すればいいだけなの
では(なんならクラファンでもいい)。

 おかしいと思ったら、言葉にしましょう。
 新聞やラジオ、雑誌への投稿をしましょう。
 TV番組にも手紙やメールを送りましょう。こういうことを報道して
ほしい、と伝えましょう。
 地元の国会議員にもFAXしたり電話したりしましょう。こんなことに
税金使うなんて納得できない、と違和感を伝えましょう。

 自分なりの「不断の努力」が積み重なって、政治は動きます。