「令和版所得倍増」は「所得を2倍」ではない。


 山際経済再生担当大臣が、岸田総理大臣が総裁選でかかげた

「令和版所得倍増」は、所得を2倍にする、と言う意味ではない、

と述べました。


● 山際大臣「所得倍増は所得が2倍になる意味でない」 (テレ朝)

 https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000231964.html



山際経済再生担当大臣:「文字通りの『所得倍増』というものを

指し示しているものではなくて、多くの方が所得を上げられるよう

な環境を作って、そういう社会にしていきたいということを示す

言葉だと総理はおっしゃっているじゃないですか」


 …「募っているけれど募集ではない」という安倍元首相の迷言が

頭をよぎります。

 多くの方が所得を上げられるような環境作り?

 それは、「所得倍増」とはだいぶ、だいぶ違います。

 国民を激しく誤解させるような言葉をあえて使う、相変わらず

言葉に不誠実な政権です。


 ちなみに、自民党の公約は、ここからダウンロードできるのですが

         ↓

https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/pamphlet/20211011_pamphlet.pdf

 岸田首相がいうような「所得倍増」とか、所得の大幅な増大をダイ

レクトにうたった公約は、どこにも見当たりません。

甘利氏「自由民主主義か、共産主義が入ってくる政権か」 ( ゚Д゚)えっ


 甘利氏「われわれの自由民主主義の思想で運営される政権と、

共産主義が初めて入ってくる政権とどちらを選ぶのかという政権

選択だ」


● 甘利幹事長、衆院選争点

           「自由民主主義か、共産主義が入ってくる政権か」 (産経)

 https://www.sankei.com/article/20211014-EZ2J7BVJ75MGZC3GBEQBFGJAIM/



 甘利氏が「われわれ自民党が共有する思想は自由民主主義だ」と

考えていることに、衝撃を覚えます。

 憲法を蹴破り、民意を無視し、マスメディアを恫喝や懐柔で支配し、

不正な金で政治や選挙を動かしてきた組織からは、むしろ自由や民主

主義への敵意ないし憎悪しか感じません。

 そういう政治を許すか、憲法に忠実な政治を取り戻すかが、争点です。


#GOVOTE

自民党の選挙公約 高市氏の主張が全面に


  保守強硬な高市氏の主張がちりばめられ、首相が訴えた「令和版

所得倍増計画」や子育て世帯への教育費・住居費の支援強化はなく、

選択的夫婦別姓は「検討」すらしないという選挙公約です。

ジェンダー平等に関する項目、めっちゃくちゃ小さいです!💦


● 自民党公約、高市氏の主張色濃く 「国家の主権と名誉守り抜く」(毎日)

https://news.yahoo.co.jp/articles/1a56f800306eacf057628cd7e675cb1f32a2655b



<自民党の選挙公約パンフレット>

 https://jimin.jp-east-2.storage.api.nifcloud.com/pdf/pamphlet/20211011_pamphlet.pdf


 つまり、岸田政権の実態は極端な保守強硬路線といっても差支え

ないでしょう。

 いまだに“リベラル”との評価がある岸田首相は、政権の実態をパっと

見カモフラージュする意味があるのか、ないのか、よく分かりませんが、

ともかく、実態をよく見る必要があります。マスメディアはきちんと

報じて下さい。


秋田魁新聞社説「成長優先、明確な説明を」


 秋田魁新聞の社説をご紹介します。

 岸田首相が新自由主義路線をしっかり修正する気があるのか、修正

する気があるとしてその能力があるのか、総選挙に向けてぜひ見極めて

ください。


● 社説:国会代表質問 成長優先、明確な説明を (秋田魁新聞)

 https://www.sakigake.jp/news/article/20211012AK0011/



<一部抜粋>

 岸田首相は、安倍晋三元首相が打ち出し、菅前政権が継承した経済

政策「アベノミクス」について、成長に大きな役割を果たしたと評価

し、まず成長を目指すことが「極めて重要」と指摘した。当面は分配

よりも成長を実現すると軌道修正した。株価の下落傾向や投資の冷え

込み懸念を踏まえた判断と言えるだろう。

 しかし「まず成長」を目指す経済政策がアベノミクスとどう異なる

のか明らかではない。成長実現の後に分配を強めるとしても、いつ、

どのような形で進めるのかも具体的でない。

 成長の実現のために、賃上げを行う企業に税制支援を行うという。

総裁選で当初主張していた「所得税や相続税の累進構造を高める」

との主張は封印。株式の売却益などの金融所得に対する課税強化は

先送りする。

 「成長と分配の好循環」を図るとの主張は、岸田首相自身が総裁選

で打ち出した公約だ。岸田首相にはより分かりやすく説明を尽くす

責任がある。国会の場でのさらに活発な論戦が求められる。

<抜粋終わり>


 どんなに岸田首相本人が資本の再分配をせねばと思っているとしても、

背後にいる安倍氏への強力な忖度力が増してしまう結果、2日で「成長

なくして分配なし」と真逆な方向転換をしてしまうようでは、実行力

には期待できません。

 安倍氏が表には出てこないアベ政治が続くだけ、と思わざるをえません。

 弱者に寄り添わない、ごく一部の富裕層にだけ優しい政治がこのまま

続くことを支持しますか?

甘利氏の賄賂疑惑 岸田首相「調査報告書を見ていない」


 岸田首相は甘利明幹事長の金銭授受問題(賄賂疑惑)に関し、甘利氏

が独自に作成したとする調査報告書を見ていない、と答弁。説明責任の

果たし方については「政治家自身が自ら判断すべき」とだけ述べたとの

こと。


● 岸田首相、甘利氏報告書「見ていない」 説明責任、自ら判断を (時事)

 https://www.jiji.com/jc/article?k=2021101100658&g=pol


 自民党の重鎮・甘利氏の賄賂疑惑については、甘利氏は説明せずに

「体調を崩して」入院して退院してそのままなにも語りません。

独自に作成した調査報告書を提出して問題なかったと述べていますが

当の本人が作った調査報告書では根拠として薄弱すぎで、自民党が

これを重大だと思うのであれば第三者による検証・調査は必須でしょう。

 なのに、岸田氏は、甘利氏のこの調査報告書を一瞥もせずに、そして

再調査することもなく、「本人が問題ないと言ってるのだから問題ない

んでしょう」という発想で同氏を幹事長にしたのです。

 自民党の「不正な金」漬け体質への危機感は、まるでありません。

身内に対して甘い、従来どおりの自民党政治が続きます。

自民党公約「成長と分配を柱とした政策」という表現は誤解を招きます


 自民党の選挙公約についての報道なのですが、

「経済対策では『成長』と『分配』を柱とした政策で新たな成長軌道

に乗せていく、として賃上げに積極的な企業への税制支援などが盛り

込まれました。」

 …という表現は誤解を招くのでは。


● 「成長」と「分配」柱に…衆院選へ自民公約 (日テレNEWS24)

 https://news.yahoo.co.jp/articles/e04fce8ad51be72c1fafc7eca55608e85a8dee51



 岸田首相はすでに10月11日の衆院代表質問にて「成長なくして

分配なし、まず成長を目指すのが重要。その上で分配なくして、次の

成長はない」と明言しています。

 「成長と分配を柱とした」という表現は、両者をあたかも同時に実行

するかのような説明になっていて、そのまま受け取ると誤解しかねません

よね。

 報道機関は、自民党の説明をそのまま垂れ流す“広報”は止めて下さい。

所信表明演説での「分配なくして成長なし」は、2日で覆されているの

です。


核兵器禁止条約への参加に否定的な岸田首相


 岸田首相は、「被爆地広島の出身」であることをアピールポイント

の1つにしています(実際は、東京育ちですが)。

 では核兵器禁止条約への参加に前向きか、というと全然そんなこと

はなく、衆議院代表質問では核兵器禁止条約への参加の有無を問われ、

「米国の信頼を受けたうえで核廃絶に取り組む」だけ述べました。

 質問に答えないので、それだけで後ろ向きであることは分かります。


● 岸田首相「核なき世界」への覚悟は (TBS)

 http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4381292.html



<一部抜粋>

 民放の報道番組に出演した岸田総理は、今年1月に発効した核兵器

禁止条約について、“核兵器のない世界を目指すにあたって出口に当た

る大変重要な条約”という認識を示しました。一方で、この条約は

「核兵器国は1国たりとも参加していない」と指摘し、日本が署名する

ことについて慎重な姿勢を示した上で、“核兵器を持っている国を動かす

”重要性を訴え、アメリカのバイデン大統領と核問題に関して協議する

ことに意欲を見せました。

<抜粋終わり>


 真に重要な条約と思っているなら参加すればいいのです。

「核兵器保有国が一国も参加していないから、参加しない」という

ロジックは意味不明です。参加して核兵器は許されないのだという共通

理解を広げ、核兵器保有国を包囲していけばいい。核兵器保有国が参加

していないから無力な条約と思うのは浅はかです。

 なんら具体策なく参加をゴネる従前どおりの姿勢からは、残念ですが

核兵器と「核の傘」をありがたがっている本音が透けて見えます。

 安倍・菅政権と、なんら変わらない、従前どおりの自民党政権です。


#GOVOTE 

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