“敗戦”記念日 戦争の記憶


 “敗戦”記念日、ですね。


 子どもたち・生徒たちに戦争の話をしたり、戦争に関する本を勧めたり
すると、退屈そうな顔をされることも、ままあるかもしれません。

 じゃあ語ることはムダなのかと言えば、まったく無駄なことではなく、
大きな意味ある「種まき」です。

 彼らが成長した後、なにかの機会・出会いをきっかけに戦争の歴史や反戦
平和に目を向ける時が、きっと来ます。核兵器のこと、安保のこと、必ず
考える局面が来ます。
 その時に、彼らに「あの時、親が話したことの断片」「あの時、先生が
見せてくれた映像の断片」が、ほんのわずかの知識・教養でもあるのと無い
とでは雲泥の差です。
 
 今「戦争の記憶」の継承がいかに大切か感じている大人だって、子どもの
頃から反戦平和に目覚めていたかといえば「いやいや、ぜんぜん関心なかっ
た」という人が多いのでは?
 想像が追いつかないということもあるでしょう。無関心そうな反応でも、
必ず「種」は残ると信じて、いろんな発信を続けるのが肝要ですね!

記者の質問に有形力を行使する官邸。



● 首相会見「官邸職員が記者の腕つかむ」朝日新聞社が抗議
                                                                                      官邸側は否定 (毎日)
 https://mainichi.jp/articles/20200806/k00/00m/010/191000c





<一部抜粋>
 予定されていた4問目の質問が終わった後、記者が座ったまま右手を挙げて
「総理、まだ質問があります」などと呼びかけたところ、報道室職員が質問を
制止しながら短時間、右腕をつかんだ
<抜粋終わり>

  
 そもそも、予定調和のやりとりだけで去る「言い逃げ」方式の「記者会見」
って、「なんちゃって記者会見」ですよね。首相の会見を聞いてさらに疑問
がわいて質問する、なんてのは当たり前のことで、それを許さないなら記者
会見ではありません。

 記者の背後には1億人の国民がいます。記者の質問は国民の質問だと思っ
て受けとめてとことん言葉を尽くして語る覚悟がないなら、政治家の資格
なんて無いのではないでしょうか。

 しかも、手を挙げて呼びかけただけで有形力の行使。卑怯すぎる。

 マスメディアの報道の自由への圧力です。
 質問を嫌うのは、自信がないから。臆病だから。言葉も能力もないから。
 臆せず質問を続ける記者さんを、心から応援します。


コロナ(つまり国民の命とくらしの危機)から逃げる政権



 利権でしか動かない与党。
 そして質問や批判をされることを嫌い、頑なに国会を開かない首相。
 一体なんのために政治家を目指したのかな、と思います。ここまで
国民を置き去りにして、知らんぷりして、どんな夢を抱いているのか、
純粋に不思議になります。

 
● 中村文則の書斎のつぶやき コロナから逃げる政権 (毎日新聞)
 
https://mainichi.jp/articles/20200806/ddl/k23/070/181000c




<一部抜粋>
 政治なんて関係ない、という人は大勢いたと思うし、その気持ちは実は
よくわかる。そして結果こうなってしまったのだが、では日本はこれで
変わるかというと、恐らく変わらない。
 上手(うま)くいっている国を手本にし、自国を改善するのではなく、
上手くいっていない国を見て、安心する方を選ぶ。目の前の危機を見る
のではなく、コロナなど大したことはないと言う方を選ぶ。検査体制の
不備から目を逸(そ)らすため、まるで国民に非があるかのように、
日本ではそれほど効果もない罰則とかを強化しようとする。データの
細かい改竄(かいざん)まで始めるかもしれない。
<抜粋終わり>


 この人、この政党に政治を任せていたら、自分も家族もリアルに命が
危ない。そう感じませんか。
 「政治の話なんかしたら、ぜったいに白い目で見られる」と怯えて
しまったまま、何も言わなければ、政治の世界では「文句ない」「容認」
と見なされてしまいます。

 疑問や批判、怒りを、しっかり形にして発信しましょう。みんなの意見
がぶつかり合ったり連帯を生み出したりしなければ、何も議論は生まれな
いし民主主義は育ちません。
 解雇されたり、店をたたまざるをえなかったり、収入が途絶えて途方に
暮れている人がどんどん増えています。満足に一日三食とれない子どもが
いる、という現実に胸を痛めない政治家は、必ず別の局面で他の人の危機
も放置するでしょう。次に放置されるのは、あなたかもしれない、私かも
しれない。

 困窮する人に手を差し伸べる義務を放棄した政権には、退陣一択です。

臨時国会を召集しないという選択は「憲法の無視」



 立憲民主党など野党4党が憲法53条に基づいて臨時国会の召集を
要求しています。
 なんと、自民党の森山国会対策委員長が、立憲の安住淳国対委員長
に対し、「早期の召集には応じない方針を伝えた」とのこと。

● 自民が臨時国会の早期召集を拒否 野党は反発強める構え (朝日)
 
https://www.asahi.com/articles/ASN844J9BN84UTFK007.html




 …は?応じない?


憲法53条2項
「いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求が
あれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。」
 

 条文に書いてあるとおり、応じない選択はありません。
 理解できないならとりあえず政権を手放して下さい。
 憲法を無視する権力は、民主主義にとって脅威であり、国民の主権・
人権そのものを壊しにかかっているのと同義です。

「森山氏は安住氏に対し、首相が出席しない形でコロナに関連する委員会
の閉会中審査を開催することも打診した。」


 首相が出席しない形( ゚Д゚) !

 そんなにも政治が嫌いなら、辞めて下さいとしか、、、言いようが
ありません。。。
 こんなにも言葉を持たず責任を取らない(痛感するだけの)リーダー、
何の役に立つというのでしょう、、、

関東大震災朝鮮人追悼式、許可へ!


 関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式、東京都が都立公園の使用を許可する
方向に転じたとのこと。


● 関東大震災朝鮮人追悼式、許可へ
           東京都、批判受け方針転換 (共同通信)
https://this.kiji.is/662997477400757345?c=39550187727945729



 都知事選の折りに、小池都知事が虐殺の被害者への追悼を(歴代都知事に
よる追悼の慣例をあえて)止めた事実が広く知られる一つのきっかけだった
のでしょう。今までの積み重ねを、なぜあえて止めるのか。

 多くの批判の声が積み重なってまた1つ政治を動かした成果ですね✨
地道に声を上げ続けたすべての人に、心から敬意を表します。

 レイシズムを許さない、自らの負の歴史に正面から向き合い続ける社会に
向けた、たしかな一歩です。

横浜市でも育鵬社の公民教科書不採択!



 横浜市でも、中学教科書の採択にて、育鵬社の公民教科書が不採択となったようです!
 こちらのツイートをご紹介します。
  ↓
成田洋樹(神奈川新聞記者)@narita_hiroki
【2020横浜教科書採択】中学校公民。大場、木村、四王天の3委員が教科書会社名 を挙げて意見を述べた。元副市長の大場委員が育鵬社に否定的な見解。横浜国大教授の 木村委員も「育鵬社は分かりづらいところがある」。この後、議論はなく、すぐに無記 名投票。東書5票、育鵬社1票。育鵬社不採択。


 大日本帝国憲法を異常なほど高く評価し、天皇主権や法律の範囲内でしか人権が 保障されなかった(つまり人権などなかった)点など、数々の致命的な欠陥には 何も言及しない教科書では、基本的人権の重要性がまったく学べません。 また、なぜ言論弾圧や治安立法が許され、戦争へと突き進んだのか、歴史の流れを 正しく理解することはできません。
 今までこの教科書が使用されてきたことは、子どもにも社会にも大きなダメージ を与えました。それをどう治癒するのか、これからの課題です。。。

育鵬社の教科書 数々の自治体で不採択の動き



 憲法や人権、民主主義の正しい知識を身につけることは、その人の人格形成や 社会とのかかわり方を大きく変えます。そこに生きる人々が、正しい知識、たし かな人権感覚を持っているかどうかは、社会そのものに大きく関わります。
 それは今、私たちが身に染みて感じていることと思われます。
 なので、教育現場で使われる教科書が、間違いだらけなのは、とても危険で、 避けなければならないことです。


● 育鵬社の公民教科書 目指すゴールは改憲 (カナロコ)


 東京都立の中高一貫校や特別支援学校、さらに藤沢市で、育鵬社の教科書が 不採択になりました。
 数多くの歴史的事実が、書かれていなかったり不正確だったり、あるいは神話 ベースな話をあたかも史実化のように書いたり、問題の多さで話題となっている 教科書でした。
 その育鵬社の教科書、憲法については、というと、
 神聖な絶対君主の天皇から国民に主権が移った大転換の歴史が、一切書かれ ず、、、
 差別や搾取の歴史を反省して多くの人権保障に至ったという歴史的経緯や人権 の重要性についての言及もなく、、、
 戦争放棄については単なる米国による押しつけ的な記述しかありません。。。
 これでは欠陥品、といっても過言ではありません💦
 今でもこの教科書を採択している自治体があること自体が、すでに大問題ですが、 採択しないという判断に切り替えた自治体に良識が戻ったことは、子どもにとって も社会にとっても大きなことです。

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