「検察は行政だから、検察庁法改正は三権分立とは無関係」 …はぁ!?



 「検察は行政だから、検察庁法改正は三権分立とは無関係」、という
言説があります(首相も武田大臣も、そう述べています)。
 刑事裁判を、(TVドラマとか映画とかでもいいから)見たことがない
のかな?と不思議な気持ちになります。
 刑事事件の強大な捜査権を持ち、起訴権限を独占する検察官が単なる
「フツーの公務員」なわけがなく、刑事司法の最重要キャラの一人で
あることは一目瞭然です。
 ちなみに検察官は通常、「司法」試験に合格しないとなれません。
一般の公務員と同じ、という認識は間違っています。

 検察官はある人を公訴提起する(刑事裁判にかける)かどうかの決定
権限を握る、準司法的性格を有します。
 その検察幹部の定年を内閣が自在に延長できるとなれば、権力に都合
のいい検察官人事によって司法へ政治介入できてしまう。そうなれば
行政と司法の抑制・均衡の関係(つまり三権分立)が崩れます。

拡散希望 13:50から内閣委員会(強行採決かも。。。!)


 13:50からの内閣委員会、
 森法務大臣が出席して答弁に立ちます。が、審議後、与党は強行採決に
進むつもりです。。。!


● 検察定年、与党が午後採決の構え
               森法相答弁へ、衆院内閣委 (共同通信)
 
https://news.yahoo.co.jp/articles/144abd201c9193797d8a71399921e0b282e724e1



 民意を無視、見たくないものは見ない、そんな民主主義と相容れない体質
の与党に、これ以上、国の枠組みを壊されてはたまりません、、、
 本来NHKがしっかり報じるべきところ、国会中継を流さないので、インタ
ーネット中継で見守りましょう。
<衆議院インターネット審議中継>http://www.shugiintv.go.jp/jp/


 同時に、SNSで「強行採決はぜったいに許せない」「民主主義と三権分立
を壊さないで下さい」と発信し、メディアに報じさせましょう。

 こんな社会を、このまま子どもに手渡せない。

強行採決に反対した泉田議員を内閣委員会から排除! 自浄作用ない自民党



元新潟県知事でもある、自民党の泉田裕彦衆議院議員。
泉田議員の下記2つのツイートをお読みください。
      ↓

泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko
 私、国家公務員法等改正案を審議している
衆議院内閣委員です。今、一部委員退席の
ため休憩中です。検察庁法の改正案は争点が
あり国民のコンセンサスは形成されていません。
国会は言論の府であり審議を尽くすことが重要
であり強行採決は自殺行為です。与党の理事に
強行採決なら退席する旨伝えました。
 午後1:08· 2020年5月13日https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260421556334989319?s=20



泉田 裕彦 @IzumidaHirohiko

 「強行採決をすべきでない。」との声が届く
のかわかりませんが、内閣委員をはずされる
ことになりました。
 午後4:24 · 2020年5月13日https://twitter.com/IzumidaHirohiko/status/1260471000627585024?s=20



 …3時間あまりで、この展開。おそるべきスピードで、同議員が
排斥されたのが分かります。報道も出ています。


● 自民・泉田氏「採決強行なら退席」 検察官定年延長法案 (時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020051300873&g=pol&fbclid=IwAR2yOsb8ptLM0r_z18_1OXd6VXYyy5MGOJWyAj9rYzb8kDT26R2zqBhlcA8



 「泉田裕彦氏(新潟5区)は13日、与党が同改正案の採決を強行
すれば、退席する考えを明らかにした。これに対し、自民党は『処分
の対象になる』(幹部)と警告。委員を泉田氏から別の議員に差し替
え、造反を封じ込めた。」 

 
  自らの政治信条に従って反対意見を言うと、処分される、と。
もはや自民党は“一片の常識も許されない場”と化しているようです。

 「首相のご意向」に盲従一択。反対意見はつぶすのみ。
 かつての「懐深い巨大政党」にあった自浄作用は、もうどこにも
ありません。


 この泉田議員への対応一つとっても、この政党に民主主義の政治を
託すことはできない、と思いませんか?
 これはいくらなんでもあんまりだ、と。
 たとえ法案自体に詳しくない人とでも、丁寧な議論をしようという
意見を即座に排除する姿勢はおかしい、という感覚は、広く共有できる
のではないでしょうか。

 ぜひ、マスメディアに投書してください。
 マスメディアは大きく報じてください。
 自公議員にも、その違和感・怒りを伝えましょう。あなた方に命や
生活を託すことはできない、と。民主主義の政治をかじ取りする資格が
ない、と。

◆ 国会議員いちらんリスト
https://democracy.minibird.jp/


他人事ポーズをとりたがる公明党・山口代表 ご自身の言葉で説明を



 検察幹部の人事を政府が掌握できてしまう検察庁法改正案は、
検察官の政治的中立も三権分立も壊す、近代国家としてのこの国には
猛毒すぎる法案。

 その検察庁法改正案は、通常の法案と同様、閣議決定されて国会に
提出されているものです。
 当然、与党である公明党も賛成しています。強行採決に向けて暴走
する自民党に、なんらアクションを起こさない「相方」です。

 その公明党の山口代表のツイートがこちら。
      ↓
     
山口なつお @yamaguchinatsuo
 検察官の定年延長を含む検察庁法改正案の趣旨が国民に伝わるよう、政府として丁寧に説明していただきたい。検察官は一般職の国家公務員でもあり、一方で司法の担い手の一翼でもあることを踏まえて制度化を図っているという趣旨がよく理解できるよう、説明責任を尽くしてもらいたいと考えます。

https://twitter.com/yamaguchinatsuo/status/1260176045539332097





 …「趣旨がよく理解できるよう、説明責任を尽くしてもらいたい」。
指示するだけで、自分では語らない、という他人事ポーズはおかしい。
自分も強行採決してでも成立させたい張本人であることを隠そうと
されても困ります。

 なぜ三権分立を壊す法案に賛成なのか、なぜ強行採決してでも作り
たいのか。ご自身の言葉を尽くして説明してください。

定年延長の基準「無い」。 法成立後に法務省で決める、と大臣



 検察庁法改正法案、
 本日の衆院内閣委員会の様子、藤野保史議員と山添拓議員のツイート
をご紹介します。

藤野保史 @FujinoFujinooo
内閣委員会は、後藤委員の質問中、検察官の定年
延長を認める際の具体的な基準について、武田大
臣が「法律の施行日までに法務省が決める」と答
弁。政府に白紙委任を求める話。とんでもない!
審議は中断し、与野党協議へ。
https://twitter.com/FujinoFujinooo/status/1260407174762647557?s=20



山添 拓 @pioneertaku84

特定の検事長を続投させるかどうか、「内閣が
定める事由」とはなにか、武田担当大臣は答弁
できず。「法律施行までに…」などと誤魔化し
ため衆院内閣委員会は休憩に。
法案の肝が国会で説明できず、成立後に考える
ので白紙委任せよという。
到底認められない。
https://twitter.com/pioneertaku84/status/1260408660481589248?s=20





 定年延長の基準は無い、わけです。検察庁人事が政府の胸三寸では、
司法に対する重大な政治介入ができてしまう。

 基準はあとでこっちで決めるからとにかく賛成しろ、とは。。。

黒川検事長の定年延長 議事録なし!



《ことのあらまし》
 東京高検検事長・黒川弘務氏の定年を、国家公務員法を適用して
延長するという閣議決定。
 国家公務員法の適用がありえないことは、検察庁法に検察官独自
の定年規定があることや、国会での政府答弁からも明らかでした。
 「法解釈の変更」だとして国家公務員法を適用すると決めた閣議
決定は、事実上の法改正に等しく、国会の立法権をいくらでも内閣
が奪える、三権分立の崩壊です。
 しかも、その法解釈の変更を容認したという法務省と人事院の
「協議文書」なるものには日付がなく、人事院は「正式な決裁が
なかった」といい法務省は「口頭の決裁を経た」と答弁。
 「口頭の決裁」なんていうものがあり得るはずもなく、法治国家
そのものの終焉になりかねない事態になっています。


《議事録が無い。。。!?》
 森法務大臣によると、
 2019年12月ごろから「検察官に定年延長は適用されない」と
の解釈を再検討し
 → 森法相が2020年1月17日に「口頭で」解釈変更を決裁し、
 → 1月21日に内閣法制局、1月24日に人事院からそれぞれ
  「異論はない」との趣旨の回答を得て、
 → この解釈変更に基づき、政府は1月31日の閣議で黒川氏の
  定年を延長した。

「だが、4月22日に開示された文書にはこうした議論の経緯を示す
記載は一切なかった。」
● 検察定年延長「議事録」なし 解釈変更打ち合わせ
             法務省「決裁は口頭、文書なし」(毎日)
https://mainichi.jp/articles/20200512/k00/00m/010/180000c



 意思決定の過程を議事録に残す。社会の基本ルールが、いとも簡単に
壊されていくことに、恐怖を覚えませんか?
 どこの企業よりも厳しくルールが守られていたであろう官庁で、
公務員が、こうしたルール破りを率先してやっているという事実。

 議事録がなければ、だれがいつどのような議論を経てそのような
結論に至ったのか、何の証拠もありません。
 数十年後、あるいは数百年後、国民が振り返って、この出来事を
検証する際、なんの手がかりもない。検証不能なのです。国民にそんな
の調べられてたまるか、という愚弄しきった思惑しか感じません。


 私たちが日本史の授業で習う奈良や平安の政治の出来事も、公文書が
しっかり残されていたからこそ、学べる。1000年以上前から官僚が
続けてきたことが、今、葬り去られようとしている。
 どれだけ歴史に対する、国家に対する冒とくか、分かるかと思います。


 公文書の改ざんからしても、文書なき決裁からしても、現政権は
とにかく「記録を残そう」という気が全くありません。
そもそも「話し合う」気がない、からなのではないでしょうか。
 すべて首相と側近の思いつき・独断で結論を決め、その結論にたどり
着けるように各大臣・省庁がつじつまを合わせる。最近の一斉休校に
せよアベノマスクにせよ、そんな行動様式が目立ちます。

 この国は、加速度的に民主主義から、いえ、近代国家から、“脱出”
しつつあります。
 そんな首相や政権に、自分や大切な人のこれからの人生・未来・命を
預けていられますか?

37.5℃/4日間←今さら「基準ではなく目安」 間違いを認めて責任とるべき



 「われわれから見れば誤解」―― 耳を疑うっていうのはこういう
ことを言うんだな、と思いました。
 
 厚生労働省は感染が疑われる人が専門外来を受診する目安について、
厚生労働省は「体温が37.5℃以上」としていました。
私たちは何度も、「37.5℃」「4日」という条件を聞きました。
都道府県も、この指針にならってきました。なのに今さら「PCR検査を
実施する基準ではなく、帰国者・接触者相談センターなどに相談する際
の目安」だと釈明して、私たち国民全員が「誤解」していた、というの
です。
 猛批判を受けて、安倍首相は「国民への周知が足りなかったことは真
摯に反省」、と。
 

● 首相、相談目安の周知不足を反省 
               新型コロナで、衆院本会議 (共同通信)

https://news.yahoo.co.jp/articles/5be0d6fd70e3f0d18253b74a43b6865299356497



 周知が足りなかった、のではありません。周知はされていました。

 あなた方は明らかに「37.5℃以上、4日間」と言い続けた。

 あなた方は間違ったから方針転換した、のでしょう?


 なにがなんでも自分の非を認めない、(虚言を吐いてでも)謝罪は
しない。さすが、責任を「感じる」とは言っても「とる」とは決して
言わないだけあります。
 国の指針素直に従って病院に行くのを自粛したために命を落とした
方、重症化した方々は、確実にいらっしゃるでしょう。その方たちは
誤解してみすみす命と健康を失ったのではない。政府に奪われたのです。


 この人、この政権に、それでも命と健康を託しますか?

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