イマドキの憲法知っとこカルタ(仮) 1枚ずつお披露目(今日は「て」)☆



 あすわか、憲法ビンゴと並行してカルタを鋭意作成中です☆
 その名も…

 「イマドキの憲法知っとこカルタ(仮)」!

 すみません、(仮)状態のタイトルで、、、(^-^; 

 単に憲法の条文を紹介するだけではなくて、その条文にまつわる
現代的なトピックや、制定の経緯、今起きている改憲の動きなど、
憲法の「イマドキ」が分かるカルタを目指しています。

 1月22日(月)の木村草太先生とのトークイベントで披露する一部
を、少しずつお披露目しようと思います!☆


 まずは…1条!「て」

 “天皇は、昔「神様」、今「人間」”






 はい、敗戦まで(大日本帝国憲法下で)は、天皇は神聖な存在として
君臨する「支配者」でした。
 「あらひとがみ」なんて呼ばれてたとおり、神様だったのですよね。
御真影とかいって、学校で天皇の写真をありがたく拝んだり…そして命を
懸けて天皇の支配体制(国体)を守れと教え込まれたわけです。

 日本国憲法下で、天皇は象徴となり、国民が主権者となりました。
日本国憲法1条を見ると、主権者である国民の総意で、「天皇にこの国の
象徴になってもらおう」と決まった、という理屈です。

 来年、退位する予定の今上天皇は「象徴天皇制はいかにあるべきか」を
常に考えながら活動してきた、と言われています。主権者である私たちが
象徴になにを求め、政治的権能を持たない者としてどう動くべきなのか
(どうあるべきなのか)、は、時々刻々と変化しうるもので、深慮が必要
ですね。

 詳しくは「やや日めくり憲法 1条」↓
 http://www.asuno-jiyuu.com/2017/10/blog-post.html
 
* 1月22日(月)は、
  あすわか×木村草太先生
   「ビギナーのためのイマドキの『憲法改正』」!
 イベントページ↓
  https://www.facebook.com/events/963416003809569/
 参加申し込みは(氏名&メールアドレス)↓
  asuwaka180122.souta@gmail.com




いまだに緊急事態条項だなんて、、、オワコンだって気づいてほしい(T^T)


 改憲への並々ならぬ意欲を燃やし続ける安倍政権や自民党を強力に
バックアップする政治団体「日本会議」。
 神奈川新聞が、その流れを引く諸団体の改憲という悲願に向けた
動きや結束をリポートしています。

● 時代の正体<560>岐路の憲法【1】悲願へ、勢いづく右派
 https://www.kanaloco.jp/article/301513


 その中で紹介されている、「美しい日本の憲法をつくる会」の決議文
にはこんな一節が。
  ↓
 「現行憲法には大規模自然災害等の事態に対処するための緊急事態条項
が存在していない。世界各国で常識となっている緊急事態条項が現行憲法
にないのは、憲法の根本的欠陥以外の何物でもない」。


 まだこんな主張が、なされているのですね、、、。
 すでに日本の災害対策法制は精緻に整備されていて、憲法に緊急事態
条項を設ける必要はありません。
 必要なのは事前の備えと訓練です。
 そして災害時に、権力を現場ではないトップに集中させるなどマイナス
でしかなく、むしろ現場に権限をおろして臨機応変に対応させなければ
ならないことは、すでに各地で起きている激甚災害等で証明されています。


 憲法のせいで災害救助や復興がスムーズにできない、というのは、あま
りにも筋違いな八つ当たりです。
 ちなみに「美しい日本の憲法をつくる会」の共同代表である櫻井よしこ氏は
以前こんな発言をしていました。動画はこちら↓
 https://www.youtube.com/watch?time_continue=169&v=jnZ5ckMz-OM
 
「(東日本大震災では)ガソリンとか燃料が足りなくって、車も動かない、
暖房も不十分であったということで、このとき緊急事態条項などがあれば、
物資の流通ということにおいて、被災者のみなさん方を困窮状態におくこと
はなかったのではないかと。これは客観的に分析されていますよね」


 これはデマです~((+_+))。
 これが事実だったのかを検証すべく行なわれたアンケート取材では、
被災地3県全36箇所の消防署から「燃料不足によって救急搬送できなかった」
という回答はゼロでした(2016年4月30日TBS『報道特集』)。
 消防本部がガソリンスタンドと連携を組んで優先的に緊急車両に給油でき
たり(岩手県大船渡市)、全滅したガソリンスタンドに代わって民間業者が
所有する給油設備を利用できたり(同県陸前高田市)、「燃料不足ゆえの困窮」
など起きていないことが分かっています。
 櫻井氏がこのデマを信じているのか、デマだと知りながら発信しているのか、
よくわかりませんが…


 日本国憲法に緊急事態条項がないのは、「入れ忘れた」のではありません。
憲法(人権保障や三権分立)を一時停止させるシステムはあまりにも濫用の
危険が大きすぎるので、あえてそんな条項は入れなかったのです。
(帝国憲法改正案委員会における金森国務大臣の答弁)

 危険が大きく、必要もない。

 そんな緊急事態条項は、「要らない」の一言です。








首相の語る「憲法のあるべき姿」、すみませんよく分かりませんでした(*_*)



 ● 安倍首相「改憲に向け議論深める」(FNN)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180104-00000986-fnn-pol


 安倍首相は、年頭の記者会見でこう述べたそうです。
「ことしこそ、新しい時代への希望を生み出すような、
憲法のあるべき姿を国民にしっかりと提示し、憲法改
正に向けた国民的な議論をいっそう深めていく」
「与野党にかかわらず、広い合意が形作られることが
期待されている。」

 …憲法を変えたい、という強い意欲だけは伝わってきます。


 でも、「新しい時代への希望を生み出すような、憲法のあるべき姿を
国民にしっかりと提示し」って、どういうことでしょう(・◇・ )???


 なんだか、「憲法は、新しい時代への希望を生み出すものでなければ
ならない」と認識されているような気がするのですが、これは…かなり
問題があると思います。

 憲法の本質は権力を縛ることにあります。
 自由・平等・民主主義など、人類普遍の価値を守るために権力を守る
のが憲法の使命です。「夢とか希望とか語らなきゃダメ」なものでは
ありません。

 「新しい時代への希望を生み出していないから改憲しよう」という
のは一体(-"-)…??


 それに、
 選択的夫婦別性や同性婚の実現、
 特定秘密保護法や共謀罪そして安保法制の廃止、
 生活保護基準の引き上げ、
 充実した給付型奨学金の設立、
 等々…憲法の理念をこつこつ実現していけば、確実に新しい時代への
希望が生まれるような気がします。
 
 憲法とはなんなのか。
 そこの理解が…なにかストンと落ちてこず、なぜ憲法を変えなければ
ならないのかも、やはりピンとこない発言でした。
もうすぐ1月22日ですし、木村草太先生はこの発言をどう受け止めたか、
うかがってみたいですね。


 遅ればせながらあけましておめでとうございます!
 あすわか、今年も“知憲”をコツコツをがんばるのみです☆


 <1月22日(月)は木村草太先生とのトークイベント!>
 https://www.facebook.com/events/963416003809569/




 ●あすわかTwitter
 https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/946961127434436608

 立憲民主党基本政策(2017年12月28日)http://bit.ly/2DrGuV4
の中に「防衛装備移転三原則を規制強化の方向で見直します。」という
項目。武器輸出三原則は野田政権が壊し始め、安倍政権が撤廃しました。
野党第一党が「“戦争で稼ぐ国”づくり」へ疑義を呈したことはとても
歓迎すべきことです。





 (*≧∇≦)p∠。・:*:・°'★,。・:*:・°'

 「戦争で食いつなぐ国民」にはなりたくありませんし、
 研究費をもらうために軍事研究に協力する(せざるを得ない)研究者を
生み出したくもありません。
 核兵器禁止条約もできて、国際社会が憲法9条への確信を強めている
情勢を、野党に続いて与党もしっかり受け止めてくれるといいのですが!

「憲法は日本という国の形・理想を語るもの」by安倍首相 …マジですかっ( ̄□ ̄;)


 2014年初頭、国会(衆議院予算委員会)でこんなやりとりが
ありました。

 畑浩治
 「総理、憲法とはどういう性格のものだとお考えでしょうか?」

 安倍首相
 「考え方の一つとして、いわば国家権力を縛るものだという考え方が
ある。しかし、それは王権が絶対権力を持っていた時代の主流的な考え方
であって、いま憲法というのは日本という国の形、理想と未来を、そして
目標を語るものではないかと思う」


 え w(°o°)w


 首相は、今あるべき憲法とは「日本という国の形、理想と未来を、
そして目標を語るもの」とお考えのようです。

 そういう規定もあっていいとは思います。
 今の日本国憲法も崇高な理想を掲げて、先人が勝ち取った基本的人権を
未来の国民に確実に渡す決意を語っています(前文、11条、97条など)。

 でも、憲法は「理想や目標を語るためのもの」ではありま…せんよね。。。

 憲法の本質は、あくまでも「国家権力を縛る」ところにある、のですが… 


 首相自身がこう考えているとなると、「憲法の範囲内で政治をしよう
(憲法の枠をはみ出ちゃいけない)」という意識も、そりゃあ…薄いんだ
ろうな、と思わざるを得ません((+_+))

 ここんとこ、あすわかや木村草太先生と一緒に考えてみませんか!

 1月22日(月)夜、駿河台記念館にGO☆
 <イベントページ>
 https://www.facebook.com/events/963416003809569/

1月20日(土) 楾大樹弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオンin神戸元町」☆


 冬至も過ぎてクリスマス…師走の時間の過ぎ方は超高速ですね((+_+))!

 来年こそは、民主主義も立憲主義も取り返せる、いい年になります
ように…、と祈ってるだけじゃありませんね(^-^;、私たち主権者次第、
ですものね。

 というわけで、来年も“知憲”がんばっていきまーーーす!

 1月20日、売れ続ける「檻の中のライオン」の作者・楾大樹弁護士
による憲法カフェが、神戸元町で開催されます☆

 楾弁護士とパペットたちの軽快な芸…じゃない、憲法トークをお楽しみ
ください!


*****************************

憲法カフェ「檻の中のライオンin神戸元町」
 ~憲法のわかる楽しいお話~






講師: 楾(はんどう)大樹弁護士
   (あすわか / 広島弁護士会)


日時: 2018年1月20日(土)
    10時~12時15分(受付9時半~)



場所: JEC日本研修センター 中会議室
    元町商店街(2丁目)ジェムビル2階
    詳細は、チラシでご確認ください



参加費: 大人800円(学生400円)
    (檻ライオリジナルクリアファイル進呈!)
     高校生以下 無料



 楾弁護士の憲法カフェ「檻の中のライオン」は、2015年7月の
初演以来評判を呼び、今回は、全国12都府県目、88回目の上演と
なります。
 兵庫県では初上演です。
 権力をライオンに憲法を檻にたとえてみたら、とってもわかりやすく
なりました。
 お話の対象年齢は、小学校高学年から。
 ぜひ、お子様とご一緒に、ご参加ください。


自衛隊を書き込む「だけ」といっても→「まず書き込んでから9条2項削除」



 安倍首相が提案した「自衛隊を憲法に書き込む」“加憲”案。

 今ある自衛隊を書き込むだけで大した変化はありません、とか、
自衛隊が違憲のままじゃかわいそうだ、とか、
そういうよくわからない理由で主張されています。...


 ほんとに“穏当”なのかな…と半信半疑の方に向けて、
 自民党の船田元議員が、“加憲”案の狙いについて、
すごく正直に語っています。



●自民・船田氏
 「まず9条加憲、次に2項削除を」(朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASKDP7HNZKDPUTFK01T.html


 いわく
「まず現実論に立脚して国民投票でも耐えうるような憲法の改正
(9条1項2項を維持し自衛隊を明記)を9条で行いたい。
…2回目には、9条の2項については削るという形で理想論を求めていく」


 
 あぁ、やっぱり結局9条2項(戦力不保持)を削除するのが
最終目標なんだなぁ、と改めて確認できました。


 船田議員は、これはあくまでも個人的な考え、と念を押しますが、
 国防軍創設と書かれた改憲草案をいまだに撤回しない自民党が、
「今までの9条となんの変化もない」案を提案するはずがありません。


 あくまでも、9条2項を削除し、平和主義を捨て去るための一里塚。
それが“加憲”案なんだ、ということを、もっとたくさんの人に知って
いただきたいですね。

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