あすわかの太田啓子弁護士・國本依伸弁護士・弘川よしえ弁護士が、
参政党が公表している憲法草案を読み解き、その危険な内容について
語り合いました!🌻
人権と真逆の全体主義、国民主権の否定、排外主義、家制度への郷愁etcが
ちりばめられた草案です。ぜひ対談をご一読ください。
● 日本人ファースト、ジェンダー観、家族観……
弁護士が、参政党「新日本憲法」を読んでみた (マガジン9)
<一部引用>
太田 さて、おかしいことが多すぎてすべての条文を解説することは
とてもできませんが、最後にもう一つだけ挙げておくと、「自衛軍」に
関するこの条文も露骨で、非常に怖いと思いました。
“第二十条3 自衛権の発動と解除は、国会の承認を必要とする。
ただし、緊急やむを得ない場合は、事後にこれを得るものとする。”
結局は、どんな場合でも政府が「緊急やむを得ない」としてしまえば
事前の国会承認はいらないと言っているわけで、何の縛りにもなって
いないですよね。
弘川 そういえば、神谷代表の著書『参政党と創る新しい憲法』の中
でも、「立憲主義は憲法の特徴の一つにすぎない」として十七条憲法や
大日本帝国憲法が素晴らしい憲法だと強調していました。
國本 参政党への批判というと、どうしても排外主義についてが中心に
なりがちだし、それはそれできっちりと批判するべきですが、こうして
見てくるとそれ以外にも「やばい」ところがたくさんあるんですよね。
弘川 最初に兵庫県知事選の話をしましたが、今、立花氏がどこかで
あのときと同じことをやろうとしても、あれほどの影響力は持てないで
しょう。それは、彼の言うことの多くはデマだとたくさんの人が知るよう
になって、有権者に「免疫」がついてきたから。それと同じように、
参政党の危険性ももっと広く共有して、浸透させていかないといけない
んだと思います。
<引用終わり>
#参院選
#人権
#差別
#憲法