2024年12月6日金曜日

打越さく良議員の代表質問👏


 12月4日、あすわか弁護士でもある打越さく良参議院議員が、参議院

本会議の代表質問に立ち、石破首相の所信表明演説に対して選択的夫婦別姓、

同性婚婚の早期成立、ジェンダー平等に関する女子差別撤廃委員会からの

勧告などについて質問しました。いずれについても本質を突いた鋭い質問

で「そのとおり」としか言いようがありません。ぜひお読みください。


【参院本会議】打越さく良議員

     「多様な幸せのかたちを頑なに妨げるのではなく尊重するべき」

https://cdp-japan.jp/news/20241204_8559


【動画(一部)】

https://x.com/cdp_kokkai/status/1864217535123689765



<一部引用>

 私が選択的夫婦別姓を求めて国会議員に働きかけていた際、ある議員

から言われた言葉が忘れられません。「そんなわがままはダメだ」という

言葉です。

 「わがまま」ではありません。私が私でいたい、自分の名前でいたい、

という願いは、切実です。私たちが負けた最高裁判決でも、人の氏名は

「人が個人として尊重される基礎であり、その個人の人格の象徴であり、

人格権の一内容を構成する」もの(1988年2月16日最高裁判決)と認め

られているのに、「わがまま」と退けることこそ、日本国憲法(第24条

第2項)のもと家族に関する法律は個人の尊厳と両性の本質的平等に

立脚していなければならないことをまるで認めず、明治民法の家制度か

何かが続いていると勘違いした態度です。総理も選択的夫婦別姓を

「わがまま」と感じるお一人なのでしょうか。そんなことはないはず

です。率直にお答えください。

 (中略)

 同性婚の実現は、基本的人権の問題、命の問題です。立憲民主党は、

同性婚を法制化するための「婚姻平等法案」も再提出するべく準備を

進めます。石破総理、ご自身の著書において「基本的人権の保障という

観点から、権利を阻害されている国民が存在する以上は、最高裁判決を

待つまでもなく早急な法制化が必要(ではないでしょうか)」と述べて

いらっしゃいます(石破茂「保守政治家」)。そのお考えに変わりが

ないのなら、同性婚の法制化を行うべきと考えますが、総理の見解を

求めます。

<引用終わり>