2025年11月26日水曜日

マスメディアが「報道」をする意味 ~民主主義国家であり続けるために~ <後半>


 

 政府が進める政策や提出した法案、あるいは政治家の言動が、果たして

支持(賛成)していいことなのかどうか徹底的にメリットとデメリットを

掘り下げ、問題点やデメリットを挙げて市民に報じ、自由闊達な議論を

促すのが、マスメディアの指命です。

 そのマスメディアが、政府や首相を悪く言っちゃいけない、と批判を

「自粛」(!)することは、民主主義の否定であり「翼賛」です。

マスメディアの「報道の自由」は、人が自由に考え・発信し、より豊かな

民主主義国家を作り上げるために保障されているのに、マスメディア自身が

自ら批判をやめれば、民主主義の「死」に直結します。


 マスメディアが政府の批判を「自粛」することで、得をするのは、

政府・与党(権力)です。私たち市民は政治を正確に知るためのチャンネル

を失い、代わりに「翼賛」報道によって政府の進める政策・法案を批判的に

検討する術を失い、民主主義は致命的に劣化します。マスメディアが統制

され、権力批判を許さないような国家…そういう人権や民主主義のない国を、

望みますか?💧

 マスメディアの役割について、今一度、民主主義や人権の観点から、

考えてみてほしいと思います。



 ちなみに、当たり前のことですが、政治も外交もすべて人がすること

ですから、日本は「決して間違わない」「常に正しい」あるいは相手国は

「悪い」「常に間違っている」かのような報道には強い警戒が必要です。

より深い民主主義のための「報道の自由」ですから、敵対心や憎悪を

ムダにあおる報道は論外です。


<あすわかX>
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