2020年1月31日金曜日

新型肺炎「緊急事態の一つ、改憲の実験台に」 本音がダダ漏れてます


 自民党の伊吹文明議員が、新型コロナウイルスの感染拡大について
「緊急事態の一つの例。憲法改正の大きな実験台と考えた方がいいかも
しれない」と述べたそうです…。


● 新型肺炎「緊急事態の一つ、改憲の実験台に」 
                   伊吹元衆院議長 (東京)
 https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/202001/CK2020013102000138.html

 


 「実験台」!
 …なんでもいいからとにかく一回改憲を成功させて国民を慣らし、本格
的に立憲主義や9条を壊していきたい、という本音がダダ漏れています。

<あすわかtwitter>
https://twitter.com/asuno_jiyuu/status/1223071442821992448


 緊急事態条項(国家緊急権)は、言ってみれば憲法の自殺装置です。
憲法体制(三権分立や人権保障など)を一時停止させて独裁制で危機を
乗り切ろう、というものなのですから。
 そんな憲法の自殺装置が濫用されないわけもなく、自民党の狙いは、
9条改憲ではなく緊急事態条項だ、と考える人もいます。 

 どっちが正しいかは、それは自民党さんにしか分からないことですが、
それくらい危険だということ、ぜひ知っておいてください。
 とにもかくにも、国民の憲法への不安を、改憲に利用するのは、卑怯
すぎます。
 こういう言説には、流されないよう、ご家族やご友人にも伝えて、気を
つけましょう…。