国際労働機関(ILO)による「女性の労働に関する報告書」によると、
2018年に世界で管理職に占める女性の割合は27.1%。
日本は12%(G7で最下位)。
2018年に世界で管理職に占める女性の割合は27.1%。
日本は12%(G7で最下位)。
●女性管理職、日本はG7で最下位 18年、世界では3割近くに (共同通信)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…
記事の「(日本は)11.1%のアラブ諸国と同水準だった。」って、
すごいですね。
女性の抑圧されっぷりが頻繁に報じられる中東の国々を他人事のように
「ひどいねぇー」と言うあの人にもあの人にも、知ってもらいたいです。
産休・育休の制度を整備するだけでは不十分だということも、いいかげんに
社会全体が気づくべきです。
「そうはいっても男性が育休をとるのはキャリアに傷が」「みんな必死で
働いてるのに育休をとるのは迷惑になる」…こんな意識を生んでしまう風土
を変えなければ、育休制度など事実上ないようなものです。
こういう風土だから女性も「夫に育休をとれとは言えない」「結局、会社を
辞めるのは夫でなく自分」「これ以上私が働きたいと望むのはワガママなん
だろう…」と、諦める方向へ、諦める方向へ、流されてしまう。
これを「女性が自由意思で出世を望まない」と認識するのは、あまりにも
浅はかです。
「男性も女性も、出産・育児である程度働く時間が減り、不定期になる。」
これを当然の前提にした労働環境を作らなければ、男性も女性も「生き苦しい」
社会は変わることはないでしょう。
こういう問題を一刻も早く解消するために旗振り役になるべきなのが政府
なのに、そういう努力、見当たりませんね。「女性の活躍」…とか看板に
掲げてたはずなのに。
やはり、どこまでも、女性の人権には関心がない、ということの表れで
しょう。