安倍首相の、まさかの自民党総裁4選の可能性について二階幹事長が
「十分あり得る。余人をもって代え難いときには何の問題もない」とのこと…。
●安倍首相の総裁4選「十分あり得る」 自民・二階幹事長 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASM3D3TJYM3DUTFK007.html
https://www.asahi.com/articles/ASM3D3TJYM3DUTFK007.html
その前に、「党内外、特に海外からの支援もある。」
…海外からの支援って、具体的になんでしょう?主権者国民としては知って
おきたい事柄ですね。
民意よりも重んじるべきなにかが海外にある、と。
それにしても、すごいですね、「総裁は2選まで」ルールを二階幹事長が
舵取りして「3選まで」に変えて安倍首相は3選しました。と思ったら、
今度は「4選まで」に変えようかなー、とは。
こんなルール、事実上どうとでもなる意味のないものだ~という本音が露骨
ですね。なんなら廃止したらいかがでしょうか。
二階幹事長のいう「余人をもって代え難いとき」という言葉にも、「重み」が
ありますね。
●安倍氏4選「悪夢だ。自民に人材いないのか」共産小池氏 (朝日)
https://www.asahi.com/articles/ASM3D64S0M3DUTFK01M.html
https://www.asahi.com/articles/ASM3D64S0M3DUTFK01M.html
小池氏の「よっぽど自民党、人材がいないのかなと思う。」という感想、
たしかに、少なくない共感を集めているのでは。
世論調査でも不支持の理由のトップに「人柄が信頼できないから」が躍り出て
しまう人ですから。
その人を「余人をもって代え難い」人だと評価する勢いの自民党幹部…
( http://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/ )
( http://www.nhk.or.jp/senkyo/shijiritsu/ )
ルールを変えてでも、という執念で安倍晋三氏を総裁にかつぎ上げ続ける政党は、
やはり「主権者の声」以外のものを重んじているのでしょう。
安倍首相が自民党の総裁に返り咲いて、いろいろな「土台」が壊されました。
解釈改憲や安保法制によって立憲主義が壊されたり、「ルール」は「その時々の
権力」が破るものなんだ、という世界観をイヤというほど見せつけられてきました。
この権力を守るためには「2選まで」のルールも「3選」に、なんなら
「4選まで」に変えてやる、という発想は、そういう「法より権力」という
強権的な思想と完全に一貫しています。
ふつうの民主主義国家に戻りたい。当たり前のことが、当たり前のこととして
進む国で暮らしたい。
そう思ったら、投票に行くしかありません。
そう思ったら、投票に行くしかありません。