2019年6月20日木曜日

うをー、見るからに輝いてますね!! なんつって


 内閣福官房長官の西村康稔議員のツイートをご覧ください。

 @nishy03
 全ての女性が輝く社会本部。安倍内閣では、この6年間の
「 #女性活躍 」の取組の結果、新たに280万人を超える女性が
就業し、15-64歳の #女性就業率 は8.9ポイントアップし
69.6%。この伸びはG20諸国の中で最も高い伸び。今国会
での #女性活躍推進法 の改正に引き続き、本日「重点方針201
9」取りまとめ。
 https://twitter.com/nishy03/status/1140947804077998080





 …まず、この光景(写真)に目が釘付けです。
 この「本部」で女性が何人輝いているかカウントしましょうか。


 言うまでもなく、「就業率=輝いている率」ではありません。
 働く女性の何%が正社員でしょうか?
 そして何%が管理職?
 何%が男性と同賃金でしょうか?

 最低賃金で働くパートの女性が何人増えようが、「女性が男性と
同じように自由な人生を歩める」社会かどうかは無関係です。

 というわけで、西村議員のツイートは、何を自慢しているのか
意味が分からない、という話でした。


(しつこいようですが、女性活躍とか全ての女性が輝く社会とか
本気で目指しているなら、選択的夫婦別姓を導入してくれている
はずです。)