2018年11月19日月曜日

国公立大学に通うことを批判・中傷する麻生大臣



●麻生氏演説「人の税金で大学に」(共同)
 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00000108-kyodonews-pol


 国公立大学で学ぶことが「人の税金を使った」とそしりを受ける行為なの
だとすると、国家が国公立大学を作り運営すること自体が「本来必要のない
こと」であり、「あくまでも国からの恩恵」だということになります(私学
助成も同様)。


 国民の「学び」や学問研究をここまで軽視し、国民への投資を嫌がる国家
には、おのずと深い教養も思索もなくなるでしょう。


 言うまでもなく、国民の「教育を受ける自由」や「学問の自由」を保障し、
国民に高い教養と知識、科学的知見を身につけさせることは、国民一人ひとり
の深い人格形成につながり、国家を成長させます。国民への投資は、国家への
投資に外なりません。

 現政権には、その「常識」が一切ない。

 子どもの貧困に無関心であることと通じます。
 
*「不適切だとの指摘も浴びそうだ。」で終わらせる記者の問題意識の浅さ
 も問題です…