市長の「悔しい」という言葉に込められているものの重さに気づくセンス
(というか常識)を、「公益」財団法人相撲協会は持ち合わせているでしょうか。
すべての女性を「穢れた存在」扱いする差別は、「伝統」という言葉で許され
るものではありません。くだらない因習です。
理事長が謝罪しているのだからいいじゃないかとか、一人の行司がパニック
起こしただけとか、問題を矮小化することは看過できません。
そこにれっきとした差別がある。遅すぎるくらいですが、「これはまずい」と
気づいたなら一刻も早く女人禁制を廃止すべきです。
差別される側の女性が怒るのはもちろんですが、差別する側に立っている男性側
が「こんなロクでもない因習、男性側の恥だ」と怒ることも大事です。