2018年4月6日金曜日

今日、宝塚市長は土俵に上がれませんでした。



●大相撲宝塚巡業  女性市長あいさつ、土俵下から「悔しい」(毎日)
https://mainichi.jp/articles/20180406/k00/00e/040/306000c


 市長の「悔しい」という言葉に込められているものの重さに気づくセンス
(というか常識)を、「公益」財団法人相撲協会は持ち合わせているでしょうか。
 すべての女性を「穢れた存在」扱いする差別は、「伝統」という言葉で許され
るものではありません。くだらない因習です。
 理事長が謝罪しているのだからいいじゃないかとか、一人の行司がパニック
起こしただけとか、問題を矮小化することは看過できません。
 そこにれっきとした差別がある。遅すぎるくらいですが、「これはまずい」と
気づいたなら一刻も早く女人禁制を廃止すべきです。

 差別される側の女性が怒るのはもちろんですが、差別する側に立っている男性側
が「こんなロクでもない因習、男性側の恥だ」と怒ることも大事です。