2016年10月28日金曜日

特定秘密のオンパレード? TPP

みなさん、TPPって知ってますか?




いま、衆議院で審議されている
太平洋横断パートナーシップ協定
のことです。




簡単にいうと、
太平洋に接する12か国が
あらゆる分野で関税をなくして貿易しまくりましょう
って条約みたいなものですね




TPPを望んでいたはずのアメリカでは、
大統領選の候補者が2名とも反対していることで
ちょっとした話題になっています




私自身は、
安全な食料を食べたいし
日本の自然風景が無くなると言われているTPPは要らないと思いますけど




今日、言いたいのは、
TPPの中身の是非じゃなくて、
TPPって、秘密保護法みたいじゃない? ってことなんです!!!




普通
条約を結ぶかどうかは、国会が決めます(憲法61条)
内閣は、実際の調印をするのが仕事です(憲法73条3号)




なんでかって?


条約は、法律みたいに、私たちの行動を制限することがあるので
法律を作ることのできる国会が、慎重に審議しなきゃいけないからです


国会は、国民の代表ですからね。




だから、
内閣は、
「こんど、こんな条約を結びたいんだけど、いーかい?」
って国会に聞くときには、
「こんな条約だよ」
「こんなふうに国民に影響があるよ」
ってことを教えてあげないとダメなんです


じゃないと、国会が、ちゃんと審議できないですもんね。




と  こ  ろ  が




なんと、TPPは、
条約の内容が分からないんです (+o+)




今年の4月に公開された資料は、ほとんどが黒塗り
「のり弁当」なんて言われていたんです。




さらに
TPPの内容を説明した英語の文書の
日本語訳には、誤りがあったんですって。




でも、政府は
「これで判断してね」
というばかり。






ん?




中身がよく分からないけど、国民が制限されちゃうって
あすわかが、何度も指摘してきたような…


特定秘密保護法と一緒じゃない?






特定秘密保護法も、
何が秘密かはわからないけど、漏らしたり、もらすことをお願いしたら、逮捕!
って感じですもんね。




TPPは外交問題ですよね
食料は、安全保障の肝ですから、「その他安全保障に関する重要なもの」です
ばっちり、秘密保護法の範疇です


いや~、秘密保護法って、本当に、なんでもかんでも秘密にできちゃいますね。






あっ、そういえば、
TPPの地方公聴会(宮崎と北海道でやったらしいですが、知ってました?)
これも、(当然?)非公開だったらしいですよ


(一応出席議員からはあとになってから話聞けますけどね)


あれもヒミツ、これもヒミツ
秘密保護法の危険なところが、
どんどん現実化しています




ほんとにホラーですね




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