2016年10月13日木曜日

あすわかKYOTOラジオはじめ(て)ました


みなさんは、ラジオって聴いてますか?

 

あすわかKYOTOは、2016年4月から、KBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」火曜日9時10分からのコーナー「知らなきゃ損!私たちの暮らしと法」(約10分間)で、憲法や法律の解説をさせていただいておりまして、はや半年がたちました!

 

振り返ってみると、色んなテーマでお話しさせていただきました。

 

まずは、基本的人権を尊重するという憲法の大切な役割と、それを実現するための立憲主義の考え方について説明しました。

 

4月の終わりには九州大震災が発生したので、災害対策のために緊急事態条項が必要であるという自民党の見解を取り上げて批判しました。必要なのは、現場に権限をおろすことと、事前の準備です。

 

5月の憲法記念日には、「押し付け憲法論」や「古臭い憲法論」を紹介したうえ、GHQ案が日本の民間草案をもとに作られていることや、国会での修正を経て圧倒的大多数の賛成で可決成立したこと、世界で主流となっている基本的人権をここまで保障した憲法はないこと等を説明しました。

 

5月には再婚禁止期間違憲判決があったので、違憲の法律を無効にする憲法の最高法規性について。ある日は、首相が自らのことを「立法府の長」とか言い出したので、三権分立についておさらいをしました。

 

消費増税先送りの話が出て、選挙で国民の信を問うべきだという野党からの追及が出てきた時には、解散や不信任決議、内閣総辞職の関係を説明しました。

 

参院選が近づいてからは、各党の公約比較をしてみたり、参政権の広がりの歴史を振り返りました。

 

参院選後に突如、最大争点が憲法改正になったので、3分の2の意味を解説。
その後は、自民党改憲草案の重要な条文を1つずつ解説しています。
8月は終戦記念日もあったので、平和主義について考えるということも。

 

リスナーからの反応や質問もちらほらあるので、とっても楽しいです。
関西圏にお住まいの皆さま、機会があれば是非KBSラジオつけてみてくださいね!