日本ペンクラブの緊急声明をご紹介します。
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「選挙が終わってもなお続く、排外的言論の横行を懸念します」
「排外的言論、デマや差別扇動」が止まないことへの強い危機感、
またそれを許さない姿勢は企業にも求められていることを強く呼び
かけています。
「当然、出版界も含む言論表現の世界でも問われていることがらです。
デマや差別扇動、排外的言論によって、この社会が後退し崩壊していく
ことを、看過することはできません。」というくだりは、具体名こそあげ
ていないものの、週刊新潮に掲載された高山正之氏のコラム「創氏改名2.0」
を念頭においていると推察されます。
特定の人を名指しして(アイデンティティに深くかかわる)名前を誹謗し、
国籍・民族を理由に信頼できないかのような敵意をむける差別的な内容です。
なぜこのような原稿が掲載されてしまったのか、反省と検証が不可欠です。