そういえば自民党の総裁選。立候補者が乱立して、「さまざまな課題」
について活発に討論されているようです。
自民党といえば、少なくとも85名以上の議員がパーティー券の売り
上げを「裏金」にして国民の監視の目から逃れていた事件は忘れられ
ません。政治資金規正法に違反する犯罪であり、脱税です。90人にも
せまる多数の議員が巨額の「不正なカネ」を動かしていたという犯罪は、
常識的な正義感があれば看過できるはずがありませんが、この問題を
厳しく律する候補者はいるのでしょうか?
● 「裏金議員に担がれる自民総裁候補」は5人だけか?
「迷惑かけては…」と推薦人にならなかった議員も (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/353798
自民党の裏金問題は、自民党が日常的に巨額の政治資金パーティー券を
売りさばき、巨大企業が購入することで事実上の献金を得ているという
構図も(改めて)明らかにしました。政治が、国民のため、弱い人のため、
ではなく、「大企業のため」に動く背景には、巨大与党が大企業からの献金
をもらっているという事情があります。市民の願いや期待とはちがう
政策ばかりを打ち出す背景に金権政治…民主主義は大きく傷ついています。
こういう体質を「変えねば!」と大ナタを振るう総裁候補者は、いるので
しょうか?