関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典で、小池都知事
は今年も追悼文を送付しない、とのこと(8年連続)。。。
● 小池百合子知事、朝鮮人虐殺の追悼文を8年連続で送らず
式典主催側は抗議のかまえ (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/347962
差別を憎み、差別のない社会を目指してリーダーシップを取るべき
首長が、差別が生んだ虐殺という史実と向き合わずに歴史修正的な
発言を繰り返しています。
8年も続くと、悪い意味で慣れてしまって、態度をまったく変え
ない知事への抗議を徒労に感じることもあるかもしれません。
しかし「ここだけは決して譲れない」という人権の思想を踏みにじる
言動は、憲法の理念と相容れず、主権者である私たち市民がそれを
許容すれば間違いなく「差別の黙認」につながります。
疲れさせたり、慣れさせたりして、抗議を止めてしまうことも、
「権力の手のうち」なのだろうな…と思ったり。
「不断の努力」によって、差別を許さない政治/社会を手に入れるしか
ありません。