加藤官房長官は、中曽根康弘元首相の「内閣・自民党合同葬」に政府
が約9600万円を予備費から支出することについて、
「元総理の功績、過去の先例などを総合的に勘案して執り行うことにした」
「葬儀は簡素なものとしつつ、コロナ対策に万全を期す必要がある。必要
最小限の経費だ」
と述べました。
● 中曽根元首相の合同葬「必要最小限の経費」加藤官房長官 (朝日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/607265f4cd73ba8bd778ecde9e662afcb9c2d687
どんなに少なく見積もっても1億円かかってしまうなら、中止すれば
いいのでは(-_-;)?
「総合的に勘案して執り行うことにした」という漠然とした物言いは、
まったく説明になっていません。このコロナ禍で多くの国民が職を失い、
路頭に迷いかねず、且つ多数の医療機関が破綻寸前というさなかの決定は、
「なにがなんでも開催しなければならない」という前提がある気がして
なりません。
その前提が、いかに民意とかけ離れていることに、気づけないなら致命的
です。。。
もとより、こんなものに支出するために10兆円の予備費は決まったわけ
ではない、と多くの国民は感じているはず。(だから権力に10兆円も白紙
委任することは危険すぎる、と言ってきました。ほんとにそのとおりになり
ましたね… 涙)
こんな支出のために、税金を納めたわけじゃない。そう思いませんか?
その疑問、その違和感を、言葉にしましょう。表現しましょう。
諦めず、しつこく、言葉にして、問い続けましょう。
「思っているだけ」で形にしなければ、容認と同じことになってしまう。
その微力がなによりも大事な「不断の努力」です。