2023年6月6日火曜日

入管法改正案 そもそもの前提が崩れています


 政府が入管法改正案の大きな根拠にしている「(難民)申請者の中に
難民はほとんどいない」という難民審査参与員・柳瀬氏の見解は、残念
ながら信憑性に欠けます。。。
 排他的な入管行政に親和的な(政府に好都合な)柳瀬氏にばかり膨大な
難民認定審査を任せた、非現実的で杜撰な実態が明らかになっています。


 国際条約の原則にも違反する非人道的な法改正に、国内外からの批判が
高まっている今、法改正が必要だという前提事情(立法事実)すら崩れて
いるのです。前提がおかしいことが分かった以上、強行採決など許される
はずもありません。改正案は廃案にし、差別的な入管行政を直ちに改める
べきです。