たとえばですが、「○川×代自民党参議院議員は『国民的アイドル』だ」って聞いたらどう思いますか?
「うーん確かに○川×代参議院議員は女子アナ出身の才色兼備だろうけど、、
。。。そこらへんが普通の感覚じゃないですか。
それを、
「いや、自民党員と友好団体のなかでは○川はダントツの人気者でして、
自民党員や友好団体だって国民ですから『国民的アイドル』って言っても間違いじゃないんですキリッ」
自民党員や友好団体だって国民ですから『国民的アイドル』
て言われて、ああなるほどねーって納得できます?!
先日4月8日のブログ記事
「「国民の質問に答える対話集会」 行きたい~!と思ったら・・・お呼びじゃなかった件!」 で触れましたが、
NHKは2014年4月7日に「自民 憲法改正草案の対話集会 全国で開催へ」という見出しで、
「自民党が党の憲法改正草案について『国民の質問に答える対話集会』を、およそ1年かけて全国各地で開くことになった」と報じました。
しかし
その後、あるアスワカの弁護士が直接自民党栃木県連合会に電話で尋ねたところ、
その後、あるアスワカの弁護士が直接自民党栃木県連合会に電話で
その「国民の質問に答える対話集会」とNHKが報じたイベントは、実際は自民党内部の党員など党関係者を対象とした もので、国民なら だれでも参加できるという集会ではない、という趣旨の回答だったので す。
また、あるアスワカの弁護士が直接自民党本部に電話で尋ねたところ、
「これは『研修会』です」ということで、やはり、国民が誰でも参加できる集会ではな い、という趣旨の回答だったのです。自民党員や、 自民党が案内した人(友好団体とかでしょうね)の方のみ参加できるそうです。
なるほど、自民党のホームページに「『憲法改正案についての国民との対話集会』への参加 申込はこちらをクリック 」みたいなメニューがないのも、それで合点がいきました。
「じゃあ、『自民党が党の憲法改正草案について『国民の質問に答える対話集会』 っていうのは、NHKが間違った報道をしたということなんでしょうか ?」、と、
電話に出てくれた自民党の方に同情する気持ちになって言ってみました。
だって、なんだかお怒りの口調で、こちらは名乗ったのにお名前も教えて頂けないほどだったのです。どうも、NHKの報道をみました、という問い合わせが複数あったようで、対応に大変お疲れだったのでしょう、同情します。
そしたら、
「自民党員だって国民なんだから、来るのは国民ですから」
ということで、党の研修会を「国民の質問に答える対話集会」と表現 するのは別に間違いじゃない、という趣旨のお答えでした 。
ええーそうなのーーー?
というわけで冒頭のたとえばなしです。
真面目な話、放送法4条で、政治的に公平でなければならないはずの NHKが、どうしてまた、自民党の内部の研修を、わざわざ一般国民と対話をしているかのように 聞こえるように、報道してあげるんでしょうね。
しかも「報道は事実をまげないですること」とされているんですけれどもね。
なんでこんなことに私たちがこだわっているかといいますと、
安倍政権の改憲の進め方、やり方自体に強い強い問題意識をもっているからです。
安倍政権の改憲の進め方、
本来、集団的自衛権の行使を認めるかどうかは、主権者である国民が憲法改正国民投票で意思表示して決めることです。
それなのに、国民投票やらず、国民の代表である国会さえもすっ飛ばして、内閣の閣議決定で憲法解釈を変えるとか(これは一言でいうと、「日本、法治国家やめる?やめない?」と問われてるんです)。
どう読んでも集団的自衛権を認めてるとは読めないと憲法学者やマスメディアが指摘する「砂川判決」を根拠に、集団的自衛権認めてオッケーって言ってますし。
もしかしたら、
自民党員やその仲良し団体しか参加できない内輪の説明会でしか改正案の説明をしてないのに、
自民党員やその仲良し団体しか参加できない内輪の説明会でしか改
「全国をまわって国民の皆さんに改正案の説明をして、しっかりとご理解をいただいた」みたいなことをいって、
「国民の理解が熟したから変えていいんだ」とか、言っちゃうんじゃないかって不安に思ってるんです、私たち。
「国民の理解が熟したから変えていいんだ」とか、言っちゃうんじゃないかって不安に思ってるんです、私たち。
今回のNHKみたいな報道をみて、「そうなんだー、(自分は行って ないけど)そういう説明会をちゃんとやって、みんな納得したんだー、 ふうん、じゃあ(自分は自民党草案をよく知らないけど)まあいいんじゃない、変わっても」
というような空気ができることは、絶対あってはならないと思ってるんです。
そんなテキト~なアリバイ作りに、流されたくないです。
ちなみに、、、NHKは、誤報道をどう思ってるんでしょうね?
気になりますねー。
そこで、これも、別のアスワカメンバーが聞いてみました。
そしたら、NHKのほうでは、
「自民党本部から『各都道府県連に対しては、自民党員だけを対象に対話集会を開くようにという指示は一切していない党員以外の人を排除するようにという指示も出してしていない』と聞いています」
ということでした。
混乱。
えーと。
自民党栃木県連に聞いたら、
「関係者だけを対象にやるということで、本部の方から指示がありました」 、
「自民党の方から声を掛けた人しか参加できないということです」
という趣旨の回答だったわけです。
これって、一般参加は拒否されてますよね。
むむー、これって、芥川龍之介の「藪の中」状態?
、
、、もしも、単純な誤報道なら、NHKは訂正してほしいです。すべきです。
単純な誤報道じゃなかったら一体なんなんでしょうね?
まさか、NHKまで、
まさか、NHKまで、
「自民党員も国民なんだから『国民の質問に答える対話集会 』で間違いじゃないんですキリッ」だったらどうしよう?!
まさかね、そんなの、日本語にうるさいNHKアナウンス室(かな?担当は)を通るわけないですね。
自民党員しか休めない日を、「国民の休日」って言うとしたら?
自民党員にしか授与されない勲章を、「国民栄誉賞」って言うとしたら?
自民党員だけが投票できる投票を、 「国民投票」って言うとしたら?
自民党員にしか授与されない勲章を、「国民栄誉賞」って言うとしたら?
自民党員だけが投票できる投票を、 「国民投票」って言うとしたら?
おかしいと思うんですけどね。
じゃ、NHKの訂正報道を待っておりましょう!
じゃ、NHKの訂正報道を待っておりましょう!