10月27日投開票の衆議院議員総選挙が近づいていますね。
石破(自民党)政権にこのまま政治を託していいのかどうか、
見極める時です。
気になる争点はたくさんありますが、旧統一教会の問題については
忘れないでおきたいですね。
総裁応接室での安倍元首相と旧統一教会トップとの会合の写真が報じ
られ、もはや関係性は「組織ぐるみ」だと言わざるを得ません。
しかし石破首相は教団と自民党の関係性について「党の説明を覆さなけ
ればならないような事情があるとは考えない」と述べ、再調査を否定
しました。
● 石破政権をどう評価しろと…
旧統一教会、米軍、選択的夫婦別姓、能登
「すべて先送り」解散に当事者たちの思いは (東京)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/359460
旧統一教会と自民党の関係は、「もう終わった問題」でしょうか?
永年にわたり人権侵害や違法行為ないし犯罪を繰り返してきた反社会的
組織から選挙支援を受け、教団の活動に事実上のお墨付きを与え、
今なおその関係をきっぱり清算しようとしない政党は、そもそも
国政政党としてふさわしいでしょうか?
旧統一教会を母体とした政治団体・国際勝共連合は、設立当初から
岸信介元首相や福田赳夫など自民党政治家と強く結びつき、「同性婚反対」
「選択的夫婦別姓反対」など思想が合致する議員を支援してきました。
支援や献金の実態や結んできた「政策協定」の内容など、すべての議員が
公表すべきです。
自民党は、教団と議員との関係について詳しく調査せず、石破首相も
再調査に否定的です。しかし政党や議員が受けてきた支援や政策協定の
中身が隠されていては、有権者は選挙の際、候補者・政党に政治を
託していいのかきちんと見極められません。調査・公表しないこと
自体が民主主義を歪めています。